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2008年09月16日

ゾウスピーカー

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以前から作りたかった、ゾウ型のスピーカーを作った。ACアダプタや電池で駆動可能、iPodなどにつなげて鳴らせる、アクティヴスピーカー。いわゆるPC用スピーカーの類である。ゾウの鼻がボリュームになっていて、ぐいっと上げると音量も上がる。他の機能は特になし!

僕はいわゆる音響に際限なくお金をかけるタイプではない。もっとも、一部の愛好家を除いてそういう人は少ないはずだ。とはいいつつも、音楽を聴く環境についてはそれなりに思うことがある。

たとえばいい音が手軽に得られるからか、PA用やDJ用の高価なヘッドホンに投資し、それを仰々しく頭にかけた人が街や電車の中にたくさんいる。たしかに携帯オーディオの進化と普及に伴って、各社が競い合って、コストパフォーマンスのよいイヤホンやヘッドホンを発売することはとてもよいことだと思う。

しかし、そういう人たちを見るたびにいつも不自然さを覚える。音楽を聞くときの感動は、おそらく多くの場合、生演奏を聞いたときに一番大きい。もちろん、必ずしもそうでもないこともあるが、少なくとも、仰々しくヘッドホンをかけながら聞くという状態ではないと思う。多くの高品質のヘッドホンを使っても、長時間のリスニングには向かない。だんだん疲れてくるものだ。そもそも、ヘッドホンで音楽を聴き続けること自体が、人間にとって非常に負荷があるからだ。(もちろん、生演奏だって、聞き続けたら疲れるのだが・・・)

そうなると、なるべくスピーカーから出る音で音楽を聴ける環境を整えたい。しかし、それなりの音で聞くためにはお金がかかるのが音響の世界。IPodの馬鹿売れで、一昔前家電量販店で売られたCDとかMDが聞けるミニコンポの類はほとんど姿を消しつつある。(いや、普通に売ってるけど、買う人は減っているはずだ。)その一方、iPod専用スピーカーをはじめ、ポータブルオーディオプレーヤーを接続して音楽を聴くための装置が台頭してきた。

しかし、値段の割にあまりいいものがあまりない。コンセプト倒れのものや、無理に音像を調整したようなものがほとんどである。いい音がするものは当然けっこう高い。もちろん音の善し悪しは人それぞれに好みがあるのだが。

そこで、今回試しに作ってみたのがこのスピーカーだ。なるべく小さく、簡単な設計で、感じのいい音がでるスピーカーが作りたかった。参考にしたのは通販生活の紙筒スピーカーナチュラルダクトと呼ばれる工法だ。いずれも小型で品質とコストパフォーマンスのよいスピーカーを作る試みだ。

音についてはキリがないので、ある程度妥協が必要なのだが、自分の中ではそこそこ気に入る音になった。そして、フルレンジのスピーカーユニットを用いたバスレフタイプのスピーカーなので聞き疲れが少ない。なによりも今回はゾウの形をしていて、ゾウの鼻で音量が操作できるスピーカーを作ることが第一目標であるから、音質は2の次であったのだが。

というのも、このスピーカーを作りたかったいちばんの理由は、よい音で音楽を楽しめる子供向けのスピーカーを作りたいと思ったからだ。子供向けのものだからあまり複雑なものであってはいけない。高価すぎてはいけない。あまりに大きく、重たいものは危険だ。そして何よりも、かわいくないといけない。生活のワンシーンにすんなり入っていける大きさやデザインが必要だ。

話を音楽を聴く環境についてに戻そう。つまり、子供に音楽を聴かせるときに、仰々しいヘッドホンを子供につけて、大音量で音楽は聴かせないだろう。そして、どうせ音楽を聴かせるなら、小さい頃から澄んだ音を与えて、音の楽しさ・美しさを感じて育ってもらいたい。どうせなら、大人になってからも使えるような品質と愛らしさを持ったものがいい。そんなことを思いながら、このスピーカーを作ってみようと思った。

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音響の専門家でもないし、電気の専門家でもないので、このファーストプロトタイプにはまだまだ不完全なものかもしれない。それでも、何らかの形で、このコンセプトが世の中に出せないか、と思っている。もし協力してくださる方がいたら、お声がけ下さい!

※blogのコメント機能を停止しているので、コメントなどはこちらにお願いします・・・。

2008年09月02日

ARS ELECTRONICA に行って参ります

明日から、オーストリアに出張して参ります。ARS ELECTRONICAにてとあるものを展示することになっております。そのうち日本でも展示の機会があるかと思いますので、そのときはドックン・ドッキンしていただければと思います。

という、まさに出国前夜というタイミングで携帯壊れました。明日朝出発でどうにもならないので、ご連絡事項のある方は、gmailなどにください。(daisukeuriu(@)gmail.com)よろしくお願いします。

2008年05月30日

たわいのないことはさぼりがち

たわいもないことを書くと決めてエントリーを再開したのだが、やはり気を抜くと止まってしまう。せっかく更新するので研究活動を微妙にかいま見せてみようかと。

いまKMD内でのtechワークショップを企画している。学んでもらいたいことをベースに並べると、多すぎて収拾がつかなくなり、課題として制作してもらうものベースに考えるとコストがかかりすぎてしまいそうだったり時間がかかりすぎてしまいそうだったりする。どこまで半田付けをするのか、どこまでプログラミングをするのか、プロトタイプ基板はどうするのか、プログラミング言語はどうするべきか、なかなか収束がつかないというのが本音である。

こういうものを企画する時、結局は自分がいま勉強したい、と思えることを最終的に形にするほうがたぶんいいので、結局そこに落ちるのだろう。キーワードは全部考えて、全部作る。どうつなげるかを知る。というか知りたいので、そこを初心者もわくわく出来るように出来たらと思う。

で、最後にとってつけたように宣伝を。某わたくしの指導教官の先生がblogを始めました。気合いが入っているみたいなので、かなり気合いを入れて読んでみてください。

xtel Theory: Design Theory of Ubiquitous Content

2008年05月25日

フィールドワーク

久しぶりにフィールドワークをした。盗撮・盗聴に近い調査の場合、異色混合の男女6人が調査者であると明らかに怪しいということを身をもって知る。たしかに6人全員ぎょろぎょろしていたり、メモを取ったりしていたら相当怪しい。この手のフィールドワークは「質問」などをした途端、フィールドが激変してしまうので、参与観察することが果たしていいのか微妙である。最初から盗撮・盗聴系の調査か、調査の主旨を伝えて参加するかのどちらかしか無いような気がする。またいろいろ試してみたい。

2008年05月21日

無茶ぶり

今日はKMD奥出研のミーティングの日。先生が出張で不在ということで、とりあえず博士にコメントでもたのんどけばいいだろう的な無茶ぶりを受ける。90分以上発表にレビューを付けるというのは本当に疲れる。ふだんは先生の隣で寝てるような自分なので、10倍ぐらい集中しないとうまくできない。いや、そう言うといつもずっと寝てるみたいだが、8割くらいはちゃんと起きてるし、聞いている。ただ、2割ぐらい眠いor寝ているのは紛れもない事実・・・

無茶ぶりといえば先週のメディアデザイン基礎の授業。前日に「なんか資料作って発表して」との典型的無茶ぶりを受け、すでにタスクフルな日だったので、まんまと徹夜を強いられた。ここのところ寝ないで何かするという事態だけは避けられていたのだが、外的要因により撃沈。その日一日眠くてまっすぐ歩けない感じだった。まるで時差ぼけ。

ということで、もっと「こちらからも」無茶ぶりしようと思う。

2008年03月29日

入籍しました

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本日2008年3月29日、入籍しました。

区役所の夜間・休日受付の守衛さんが絵に描いたようないい人でした。初めて会った人からもらう、嘘のない祝福の言葉。

2008年02月16日

北欧デザイン

KMD教授に就任される稲蔭先生が北欧デザインの本を紹介していたのでふと思ったこと。

北欧のデザインはたしかにとてもかわいいし、その雰囲気の良さにも共感できる。だからといって、積極的に北欧で作られたものや、北欧っぽいデザインの物を皆競って揃え、家の中に置いていくというのはどうも気持ち悪いなと思う。そういう自分も現実にはもちろんやりかねないのだが。

北欧に限らずヨーロッパのデザインのほとんどは日常生活の中に普通に存在している。つまり、気取ったデザインをしようとか、きれいな物を作ろうといった特別な意識を持たなくても、個人やメーカーがそれぞれの物をデザインしているのである。つまり、文化レベル・精神レベルで多くの人の間にデザインする力が共有されているのである。

ということは、日本では今、その力が大衆化されていなく、多くのデザインに魅力が感じられないのである。だからこそ、北欧デザインだとか、デザイナーズなんたらだとかってのが流行る。そして結構なお値段がついて売られたりする。そして、そういうことを気にする人は結構なお金を払ってそのような物を揃え、インテリア雑誌かなんかで取り上げられたりする。でも、ヨーロッパの人からすれば、その行為はとても気持ち悪いに違いない。だって、自分たちは何の意識もしないで買ったり使ったり作っているものが趣向品のように扱われているのである。

僕が実現したいことの一つとして、日本人ひとりひとりがデザインする力を普通に身につけられる社会の仕組みや教育環境がある。つまり、皆積極的に北欧デザインのような物を取り入れることを推進するのではなく、100円で売られている物から何億円の物にいたるまで、すべての日本人が、それぞれによいと思うデザインを作り出せるようになる仕掛けこそが推進されるべきだと思う。

そしてそのデザインは必ずしも見た目や形、機能だけでなく、「しつらえる」ことのすべての要素についてである。現代を生きる身としては推測の域を出ないが、たぶん昔は、日本人も「しつらえる」ことをとても大切にしていて、皆デザインする力を持っていたのだと思う。だとすれば、失われつつあるデザインする力を取り戻せばいいのかもしれない。

今は一学生として大したことはできていないが、ある種自分への戒めとして、感じていることを記してみました。

2008年02月09日

Media Design Tours 2008 + OK Lab. Final

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直前の告知となりましたが、修士研究としてまとめたCaraClockという作品を本日9日丸の内 三菱コンファレンススクエア M+で行われるMedia Design Tours 2008、および13日にSFC θ館にて行われるSFC奥出研究室としての最終発表会OK Lab. Finalに出展します。

本日のMedia Design Toursは一般の方も気軽に入れるように会場ですのでお時間ある方はぜひお越しください。奥出研究室の最終発表の方では奥出研究室各プロジェクトのプレゼンテーション・デモなど満載ですので、研究室に興味のある方はぜひお越しください。もちろん、身内の方に披露する機会でもありますので、卒業生・関係者の皆様もどうぞお越しください。

CaraClockはMASTABAに続いて制作している死者の記憶を子孫に伝えるためのインタラクティブ写真立てです。なお、今回の展示が公の場での初公開となります。詳しい紹介資料やwebページなどはまだ用意できていませんが、追って制作する予定です。今後、学会や展覧会などでも発表できればと思います。

2008年01月18日

修士論文提出

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遅ればせながら、去る15日に修士論文を提出してきました。無駄にMASTERS3人でラベルだけ統一するという暴挙に出つつ、できれば中身はあまり見ないでくれと言う本音もありつつ、とりあえず無事出せました。

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というのは実は少し嘘で、提出しようと思ったら表紙に「修士論文 平成19年度(2007年度)」と書けと事務の人に言われてしまったり、僕ではないですが、申請したタイトルと違うじゃねーか!と言われて直す人がいたりで、一度受理を拒否され戻されるという恥ずかしい事態に。

再提出しにいったものの、約一名、提出票を直さずに出そうとして怒られる人いたりでしたが、何とか無事提出しました。ということで、いよいよ最終試験を終え、合格できれば修了予定となりました。アクシデントを起こさないようがんばります・・・

2008年01月14日

修士論文とwii

修士論文の提出期限は15日。どうにか9割方終わり、あとはアブスト書いて表紙作って、時間があるだけ読み直して文章を直すだけ。正直やりきれない部分・納得のいかない部分が多々あるのだが、この執着を常に感じながら生活できればなと終わってもないのに思っている。

寝起きが悪く、いままで朝起きて、飯食った後にデスクに向かうと眠くて眠くて何も出来ない・・・というケースがよくあったのだが、朝10分間wiiで遊んでから取りかかると非常に調子がいい。別にwiiじゃなくてもいいんだろうけど、文字通りウォーミングアップは大事である。

修論書いてる間、ずっと規則正しい生活でやっていたのだが、今日はもうこんな時間。とりあえず出し終わるまでもう一度集中してやらないと。寝て、起きてから。

2008年01月01日

僕が研究する理由・結婚する理由(2008年の抱負)

僕は今年、大きく分けて2つのことに取り組む。1つめは今春より、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科博士課程に進学し、学生として研究を続けること。(あくまで進学予定である)2つめは、3月末に結婚して2人で新生活を始めること。(こちらは99%確実)この2つは一見まったくばらばらで関連のない事柄に思えるが、僕にとっては共にひとつの大きな世界を作るための行動である。

僕が作りたい世界とは、この世に生まれるすべての人が創造的に作りあげる世界である。すべての人が創造的に作り上げる世界とは、決して大それたことではない。毎日汗水流して働いて、産業を維持・発展させている人たちは少なからずこの世界を作り上げている。一方、家庭を支え、食事を作り、一家を世界へ送り出す者はこの世界を作り出す原動力だといえる。当たり前だが経済活動は世界を作る基盤である。

世界を作ることは経済活動だけではない。おじいちゃんとおばあちゃんにプレゼントするために絵を描く幼稚園に入りたてのあなた。友達の誕生日に寄せ書きを作ってプレゼントする中学生のあなた。好きな子の気を引きたくて、どうしていいのかわからなくて、ひとりで悩む高校生のあなた。彼女にプロポーズするあなた。結婚式を演出するあなた。生まれたての我が子が成長する様子を写真や映像に収めるあなた。お正月、親戚一同が寄り集まって毎年恒例の大家族になるあなた。世の中にあふれる創造的な行為はすべて世界を作り出し、動かしている。少なくとも僕は世界をこう見ている。私たちの世界が文化的にも精神的にも「豊か」なのはすべての人々が持つ創造的な気持ちと創造的な行いがあるからだと。

僕は2002年に慶應義塾大学SFCに入学し、2004年に奥出研究室の門を叩いた。それ以来「デザイン」を研究してる。デザインを研究するとはなんとも気持ち悪いことだなあと、思う方も多いだろう。実際、その頃は研究なんてほとんどしていなくてただ何かをデザインしているだけだった。奥出研究室が取り組んでいるのはインタラクションデザインと呼ばれる分野である。プロダクトデザインがプロダクトそのものをデザインする対象としているとするならば、インタラクションデザインは人とプロダクトとのインタラクションやプロダクトを通した人と人とのインタラクションをデザインの対象としている。ところが、実際にデザインするのはプロダクトやサービスである。なんだかややこしいな。いろんなことをすっ飛ばして(今思いつく最良の)結論を言うならば、インタラクションのデザインとは人々が暮らす世界のデザインに他ならない。インタラクションデザインを行うことは、それ自体で世界を作ることにつながる。実際にデザインを行い、提示することで新しい世界を提案することが出来る。新しい世界の創出は学問的な貢献に値する。今のところ、この貢献を世に伝えていくのがデザインを研究することだと考えている。

僕が研究してることを抽象的に言うならば、文化的・精神的なレベルで人々が暮らす世界を豊かにする(モノをデザインして提案する)ことである。今、僕が暮らす世界、特に日本は文化的・精神的に豊かではないと思う。経済の不安が文化的・精神的不安を引き起こすという主張もあるだろうがそうは考えない。文化的・精神的に豊かであれば、経済が多少傾いていてもポジティブに向き合えるのではないか。経済的に潤っているときは文化的・精神的な豊かさの欠落に目をつぶっていられるのかもしれない。連日報道される理解不能な凶悪犯罪、「偽装」、人を欺いてまで利益を上げようとする企業、自分が親元で暮らせるからといって毎日ぼーっとしてるだけで働かない人、要するに金さえ足りていれば他人に世界に貢献する気のない人、無計画に子供を産んで育児放棄する親、ろくにしつけもせずに学校に文句を言う親、高級車は買うけど給食費はらわねーぞな親……。このような人たちが文化的に精神的なレベルで人間として完全に麻痺してしまっているのは否めないだろう。こんな人が増殖してしまう社会をどうにかしたいというときに、僕たちは政治家や官僚として「政策」をつくったり、社会運動などをしてどうにかするという立場を取らない。あくまで「世界をデザインすること」で取り組んでいる。

ではなぜ博士課程に行くのか。実はこれは単純に研究を続けたいのとは別の次元の話である。その理由を一言で言うなら「デザインをする人間こそ学問的に高いレベルにあるべきだ」と考えるからである。もしくは、今後世界中の人がそう考えるようになるために自ら道を作りたいからである。現在日本に、「デザイナー=高学歴」などと思う人はまずいないだろう。むしろ、奇抜なことを思いつけるか、天性の才能とか、勉強はしたことないけど美的センス抜群……とまでいうと大げさかもしれないが、なんか特殊能力・専門能力であり一般人の進路とは違うようなイメージがあるのは事実だろう。しかし、人々が暮らす世界をデザインする人みんながみんな、そんなことでいいのだろうか。デザインというのは政治家や企業家より学問的な修練が必要なのではないのか。僕はデザインを外野から眺めるような研究者になるつもりはないし、大学で地位をあげて上り詰めたいなんて欲求はさらさらない。どんな身分であっても何かデザインしていたいだけである。むしろ僕のように天才でもなければ人より秀でるような特技もない人間をあざ笑うかのごとく、もっと才能のある人や実力のある人(たとえば今なら医者や弁護士を目指そうなんて思う人)が「博士号を取ってデザイナーになりたい」「デザイナーになって世界を変えるんだ」などと思えるような流れが出来てくれればこの上なくうれしいことでる。メディアデザイン研究科はそう言う人を排出するべきだと思う。

「結婚」の2文字に驚愕?期待?して読み進めてしまった方には気の毒な感じで長い文章になったが、ここからが僕が結婚する理由について。

僕が研究を行う上で不可欠な文化的・精神的な感受性の半分は彼女とともに過ごすことにより支えられている。逆に彼女の感受性の半分も僕が支えていると思う。彼女は僕以上にデザインの感受性があり、表現者であり、創造的に世界を作り出す力がある人だ。彼女とともに時間を過ごすようになってから約4年、それは奥出研究室に入るより前からである。もしかしたら彼女と時間を過ごし、彼女が僕に影響を与えていなかったら、僕はこの分野に進んでいなかったかもしれないし、これまでに制作した作品も生まれていなかったかもしれないと心から思う。もちろん共に制作したチームのメンバーがいたからこその今であるが、そもそも僕にモチベーションがなければ影も形もなかった作品ばかりである。

それは理由になってないじゃないか?と言うのはごもっともな話。1番の理由はごく簡単。今、2人で暮らしたいから。その方が、今まで以上に僕は創造的になれて、彼女もよりそうなると思うからだ。家庭を作るということの創造性を早く経験したいというのも正直な気持ちだ。もし、2人で暮らさなければ時間的制約が大きく疎遠にならざるを得ないかもしれない。それはお互いにとってもったいないことだと思うのだ。2番目の理由は進学することに責任を持ちたいから。現在「高学歴ワーキングプア」などと叫ばれているように、(少なくとも日本では)博士を出ようと出まいと生活の保証なんかない。むしろ出た方が不利なケースさえある。極論かもしれないが「博士を出るので一緒に暮らしてください」も「博士を出たので一緒に暮らしてください」と僕にとっては大差ない。収入の見込みだって大差ない。それならば、一緒に暮らしたいと思う時期に結婚したい、という思いで決めた。3番目以降はここで書くようなことではないので省略。もちろん、経済的に楽でないし、困難なことが山積みのようにあるにも関わらず、それにも関わらず快諾してくれた彼女に感謝しても仕切れない。これから「養われる」わけでもなく、近い(遠い?)将来「養う」わけでもない、新しい生活が待っている。

最後にこの記事で初めて「僕たちが結婚すること」を知った方々へ。某研究室の方々、一人一人に逐一伝えること、もしくは(瓜生の結婚話なんか聞きたくもねーよという人が含まれる中で)大勢の前で伝えることのどちらも好ましくないのではないかと考え、結局blogへのエントリーという形にしました。某会社の社員の皆様、4人が揃った機会にお伝えしようと思っていたのですが、ここ2ヶ月全員揃ったことが一度もなかったのですよ!ミーティングにはちゃんと出席しましょう!その他の友人、知り合いの皆様、「詳しく聞かせろ」ということでしたらなんなりご連絡ください。ちなみに、結婚式などは挙げるつもりですが、今すぐには行いません。そして、ベイビーはいませんよ。念のため。

遅れましたが皆様あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。今年が悪い年だったなどと言えるわけがないので、全力でがんばります。

2007年12月07日

DAF東京2007にSound Candy出展中

現在、お台場パナソニックセンター東京にて開催されているデジタルアートフェスティバル東京2007(DAF東京2007)Sound Candyを出展中です。11日(火)まで毎日展示中ですので、ご都合よろしい方ぜひご来場下さい。

実は一昨年はmoo-pongも出展させていただいたこのイベント、2年前に比べてだいぶパワーアップしている印象があります。デジタルアートの分野も徐々に成熟しつつ、競争が激しくなってるのではないでしょうか。Sound Candyも負けず劣らずアート色満載な展示をしています?

2007年11月21日

ORF2007 + Sound Candy + デジスタ放送

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Sound Candy

SFC ORF2007(SFC Open Research Forum 2007)が六本木ヒルズ森タワー40階(アカデミーヒルズ40)にて11月22日23日の2日間行われます。今年も奥出研究室が出展してますので、お時間ある方、ぜひご来場いただければ幸いです。

今年は昨年から参加している石橋さんを中心としたプロジェクトでの成果、Sound Candyを展示します。Sound Candyは一見、ふわふわしたドーナツみたいなかたまりですが、音を使って創造的に"無限に"遊びを作れてしまう憎たらしいおもちゃなのです。ORF会場では実際に身につけたりいろいろなものにくっつけたりして遊ぶことができますので、ぜひ実際に使ってみてください。ちなみに写真右上に写っている犬は我が家のチャッキーという名の犬です。彼はもう9歳なのですが、年甲斐もなく毎日わんわん吠えています。笑

そして、ORF1日目、22日の深夜24時、NHK BS2デジタルスタジアムにSound Candyが登場します。公園でのシュールな映像や痛々しいインタビュー、スタジオでの収録などの様子が赤裸々に公開されてしまいます。ですが、映像としてはSound Candyの魅力を伝えるものに仕上がっていると思うので、ぜひ皆さんご覧になってください。なお、BS見られないよ、という方は声をかけていただければDVDなどにしてお渡しします。あくまで個人でのやり取りに限りますのでご了承ください。

それでは奥出研究室ORF、Sound Candyともどもよろしくお願いします。

- - リンク集 - -
奥出研究室 ORF2007「Touch Our New Life」
Sound Candy Official Site
[mixi] Sound Candyコミュニティ
NHK BS2デジタルスタジアム

2007年09月24日

奥出研のプロデューサー(超長文です)

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気づけば土善は3回目。年々少しずつボロくなっていくのが心配だが、すっかり奥出研お馴染となった土善での宿でした。合宿所について、いろいろやりながらまず感じたことは、あー上(自分より先輩の人)が本当にいなくなったんだなあということ。そして時間を追うごとに実感してきたのが、奥出研からプロデューサーが消えていったということ。

今期の奥出研究室のシラバスを見てみると、まっさきに「奥出研究室は21世紀のモノつくりにおけるプロデュースを体系的に学んでいきます。」とある。つまり、研究室ではただモノつくって褒められればいいのではなく、モノ作りをプロデュースしないといけない。これはどういうことだろうか。

もちろん「モノを作れる人になる」というのも大変良い目標だと思う。世間ではえせ批評家みたいな素人がいっぱいいて、何かにつけて他者を批判したり揚げ足取ったりしてテレビやネットの世界でもてはやされている。そんな状況をみて、そんなんじゃだめだ、他人の文句言う前に、「自分でもっといい意見やものを作ってみせればいいんだ!」と思うのはとても健全なことだし、日本中の人がそうなったらどんなに素敵なことだろうかと思う。

しかし、そう思ったとき、自分の力だけで実現できることがどれだけあるだろうかと考えてみると、意外と少ない。それでも結構優秀な人は自分だけでサクサク作れてしまう。そして、勉強熱心な人はさまざまさ方法や技術を身につけて結構器用にいろいろつくれてしまう。これは形あるものに限った話ではなく、サービスだとか政策といったものにもおそらく共通する。いわゆる天才肌という人も中にはいるものだ。

端的に言って、そういう人はすごいし、尊敬できる。実際、そういう人がいないと社会は動かない。しかし、「ものを作れる人」にまっとうな哲学や倫理観が伴っているかは全く別の問題である。センセーショナルで人々の注目を引くものをたくさん作るれるという人はよくいるが、作った人だけが褒められて、他のだれ一人として役に立たないようなものに存在価値はあるのだろうか。僕は、「無駄なものは不要だ」とは到底思わないのでそういうものがあってももちろんいいと思う。センセーショナルなものは人々をわくわく興奮させるし、かわいいものはその存在だけでどこか暖かい気持ちになれる。役に立たないものでも結構価値がある。

ところが、倫理的にまずいこととか、哲学的にまずいことも市場原理に乗っ取っているのか結構もてはやされてしまうのが現実である。たとえば死者の過去を洗いざらしにしてもてはやすようなwebサイトはアメリカなんかだとかなりの数存在する。(→一例サバからマグロを作るなんてニュースが最近でていたが、消費者市場主義、利益の上がる大研究だとして、これ、もてはやされるべきなのだろうか?一般大衆が望むことって本当に正しいの?ちっぽけな目的で、生態系を人間が勝手に操作して本当にいいの?そもそもなんでマグロ捕れなくなったのか反省しないの?人々の役に立てばいいの?・・・。「ものを作れる人」は大変結構なことだが、このような倫理観や物事はこうなるべきだという哲学的感性も備わっていてほしい。間違ってもビジネスの成功が全てとか、儲かるものは全てマル!だけの考えは違う。要素の一部ではあるとは思うが、完全無欠だと主張する人がいても、僕は討論する気はない。

なかなかプロデューサーの話にいかないが、僕が言いたいのは、個人で作ることを否定するということではない。むしろ「作れる個人」を尊敬する立場から、他者とコラボレーションしながら、もの作りをプロデュースする意味を考えてみたい。もちろん、先生や他の奥出研のOBや年寄り格もみなそれぞれに、さまざまな場面でいろいろなことを言っていると思うので、それを全部網羅するわけではない。あくまで、僕が今、思うことを言う。

プロデュースが必要だということの裏には、暗黙の了解としてコラボレーションが必要であるということが含まれている。ホットな話題で言えば総理大臣は国家のプロデューサーであって、村役場の職員がするような事務処理からサミットへ出席するために外国に行きます・・・なんてことを1から10まですべて自力ではしない。大げさに言えば国民全体のコラボレーションを前提にプロデューサーという立場は存在する。狭い意味で言えば、総理大臣と国務大臣のコラボレーションがある。どこだかの国の首相は、生まれてこのかた温室育ちで、自分と気の合わない人とコラボレーションしたことがなかったというのだから呆れるばかり・・・なのは、皆さんご承知でしょう。根も葉もない話だが、僕はこの半年くらい凶悪な犯罪が多発しているのは、人々の「プロデューサー」に対する不安、信頼感の欠落によるところが結構あるのではないかと思う。

次元が全然違う話だと言われるかもしれないが、政治が国作りなら、僕らはもの作り。いずれにしろ人の手を借りないですべて一人の力でできるものには限りがある。つまり、必然とコラボレーションが必要となるのは誰でも分かる。前述した通り、なかには、自分一人で素晴らしいものを作る人もいるが、そのつくるものの数には限界がある。国作りの主導権を争う政治家が、1〜2点に焦点を絞って議論しよう!なんて話はよくあるが、実際には何千万もの課題が同時並行して世の中で動いている。そのために役所の職員がたくさんいるわけだし、この現実だってコラボレーションである。とても、一人ですべて負いきれるような数ではない。ものづくりのプロデューサーも一生の中でさまざまな難局に立ち向かう。自分一人で負い切れるような仕事はほとんどない。

奥出研でいうプロデューサーは、一国を背負うほどのものかはわからないが、まったく違う意味だとは思わない。つまり、研究室内の活動で何か作って成果出して、褒められることが目的なのではなく、奥出研を卒業しても自分がぶつかる様々な局面において、物事をプロデュースする、とくにものづくりをプロデュースできる人間になることが奥出研が目指しているプロデューサー像なのではないだろうか。奥出研のとあえて言ったが、これは世界の中でも必要とされている能力だと思うし、メディアデザイン研究科が目指すものとも関連すると思う。

いちばん上の写真は、僕と臼井君(他多数の協力の元)と共にmoo-pongを制作・プロデュースしている和田さん。最近ではエロサイトの管理人としての知名度が高いようだが、彼は僕がいちばん近くで見ていたもの作りのプロデューサーだった。和田さんはフィジカルコンピューティング・インタラクションデザインの技術力が皆無に近かった状態から、いかにも奥出研とは無縁そうなSIGGRAPH2005 Emerging Technologiesに本当に通してしまった・・・なんていうと大げさだが嘘ではない。和田さんはその後ながらく旅に出てしまったり、そのおかげで、僕にとってのいろいろ楽しい楽しい日々がその後待ち受けていたりしたので、けっして完ぺきなプロデューサーだった!と強調してるのではない。プロデュースする意志、プロジェクトを成し遂げるぞ!というこころ構えを肌で感じた初めての人だったということを言いたいのである。僕が入った頃の奥出研はみんなそれぞれがプロデューサー魂を持っていたし、実際ひとりひとりができるレベルの何十倍ものパワーを生み出していた。

ではやっと本題。なぜ、奥出研からプロデューサーが消えてしまったのだろうか。

1. 残された年寄り格がだらしないから
これは大変申し訳ないが否めない事実で、和田さんが現役だった時代には奥出研にはさまざまなタイプのプロデューサーがいて、合宿のプロデュースに始まり、ORFのプロデュース、もの作りのプロジェクトプロデュース、研究会の運営、工房のプロデュースなどを実にクリエイティブに行なっていた。ところがその黄金期を経て残った僕のような人を見ると見劣りする。これ事実。

2.ひとりの人間がプロデュースするプロジェクトが減少した
1番目は半分本当・半分嘘みたいな感じだが、これはたぶん本当。この原因は学部生のうちから1つのプロダクトに固執する傾向が強くなってきたため、新しいチームを組んで取り組むという経験そのものが減ってしまった。1つのプロジェクトに本気で取り組むのは悪いことではないが、やみくもに、がむしゃらに、学会通すぞ!、修士号取るぞ!といった意気込みだけではもの作りのプロデューサーにはなれない。実際僕がいままでしてきたプロジェクトの数もかなり少ない。訳ありでひとりで作ったカヤゴモリ、moo-pongに関わってた1年間の次にMASTABA、その後はMASTERSという反則プロジェクトくらいで、自分がプロデューサーとなって取り組んだといえるのはMASTABAくらいである。あとは思い出したくもないORFのプロデュースくらいだろうか。もう丸3年半奥出研にいるが結構少ない。

3.アカデミズムとコラボレーションのプロデューサーの矛盾
大学教員の権力争いとか出世争いなんて言葉を耳にしたことのある人も多いだろう。現在のアカデミズムでは普通、コラボレーションだとか、もの作りをプロデュースすることでは評価を受けない。つまり、「自分の研究」は「僕一人のもの!」、「僕ひとりで作った方が、僕が褒められるから、その方がいいの!僕、教授になりたい!」・・・失礼承知でこんなこと言ってますが、だいたい間違ってないでしょう。奥出研もいまでこそ毎年UbiCompやSIGGRAPHなどの学会にコンスタントに出たりしているが、一昔前はアカデミズムと結構遠いところで活動していた。となると、チーム一丸となってものを作る意味・・・ってなんだ?となった時、とにかく、チーム全員が走りきる、自分たちのやりたかったことを成し遂げる!それができないと悔しい!みたいなところに行き着く感があった。すると、そこにはプロデューサーが生まれる。プロジェクトを成し遂げるのがプロデューサーであって、あるタスクをこなすために分担作業をするチームにはプロデューサーは要らない。プロデューサーは私利私欲を貯めるのとはちょっと違う。んーん、プロデューサーって何だ?アカデミズムでも貢献できるプロデューサーって何だ?これは先生がたぶん語ってくれる。たぶん。

4. 研究室の中だけではプロデューサーの価値がわからない
「別にプロデュースなんてわけ分んないことやんなくても、ほら、技術できるひと、形作れるひとと、ビデオとれる人・・・が集まって分担作業すれば、なんかできるじゃないすか!」「ほら、先生も結構褒めてるし、こんな俺らでも結構いいものつくれんじゃないすか!」「あとなんか、論文の書き方とか勉強すれば完ぺきじゃないですか!」みたいなのは、まあ言わんとしていることはわかる。実際にできるし、結構いろいろなところで褒められるのも事実。では、あえて自分を踏み台にして語ると、僕とか、特に際立った技術力もないし、3DCADとか全然使えないし、ビデオとか素人ですし、そういう意味では奥出研でたいした経験は積めていない、スキルも身についていないとも言える。でも、自信を持っていえるのは奥出研の中でプロデュースしたり、プロデュースされたりしながらいままで関わってきたプロジェクトは、どれも自分の力以上なものに仕上がってるということ。プロジェクトに関わる全員の力を足し合わせても足りない、掛け合わせているんじゃないだろうか?というくらいなモノばかりである。つまり、そこにあるのはプロデュースの力。僕はプロデュースとか正直苦手だし、他の人にプロデュースしてもらってどうにかこうにか作っているケースが多いのだが、それでも下手なりにがんばろうという意志は持てるようになってる。安部さんには及びませんが、実際、僕も苦手な人とうまくやるのは苦手だし、コラボレーションとか常に大変だなあと思う。

5. プロデュースする意味が暗黙の了解的だった
ここまで話しておいて、いっこうに、プロデュースってなに?何のためにするの?って問題に本質的に踏み込めない。はっきり言ってしまえば僕だってよくわからない。たとえば、企業なら「利益を上げる」という目標が普通に有り、そのためにはコラボレーションとプロデュースの考え方は間違いなく必要になる。また、アカデミズムでは一人でのし上がった方が私腹を肥やせるため、一流の学者になりたい!なんて人はなかなかコラボレーションとかをしたがらないし、プロデュースなんてしないで一人でこもって研究する。(もちろん、そうじゃない人もいっぱいいますよ。あくまで極論)でも、先にも述べた通り、物事を行なう上での哲学とか倫理とか考えた場合、企業だって儲けるだけが目標であってはいけないし、学者だって自分の地位と名声を上げるためだけじゃ随分ちっぽけで魅力のない職業に思えてしまう。自分一人でやるよりも、何千倍も素敵なことができて、作れて、実現できるから、コラボレーションして、コラボレーションの中でプロジェクトをプロデュースしたほうがいいじゃないか。その程度のことしか僕には言えない。僕はこの文章の中で、あえて「社会性のあるモノ作り」とか、「人々の経験を豊かにする」のような今まで奥出研で言ってきたことばを使わなかった。なぜなら、そんな言葉や概念で理解できるなら、別段ながながと言うようなことでもないからである。プロデュースって何?何のためにするの?という問題は、これから、いろいろな人に真剣に考えてほしいと思うし、自分も考えたいと思う。

参考文献とか、たぶん、いろいろあると思う。僕はそういうの面倒なので、この人あたりに聞くとたぶん答えてくれます。よろしく。

2007年09月23日

MASTABAがカナダの雑誌「PUBLIC」に掲載

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MASTABAが掲載されたページ

去年発行されていたらしいのですが、MASTABAがカナダのヨーク大学で制作されている雑誌「PUBLIC」に掲載されました。もしかしら大学の機関誌であまり公に売られてないのかもしれません。実はだいぶ前に向こうからこちらに連絡しようとしたところメールが届かなかったらしく、今の今まで発行されたことに気づかないでいました。この前webを徘徊中にGoogle先生が偶然教えてくれたので、こちらから連絡を取ってみたら雑誌を送ってきてくれました。

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雑誌の表紙

この雑誌の編集者、Caitlin FisherさんはSIGGRAPH2006のsketchesでの発表を聞いてこの雑誌に掲載してくれました。数少ない縁ですが、こうして取り上げてもらえるのはとてもうれしいことです。

ちなみに、付属のDVDをプレーヤーに挿入した瞬間、MASTABAが現れて爆笑しました。DVDのタイトルメニューの背景が全部MASTABAになっていたのです。(→写真商会のFlickr!より>)DVDだけじゃなくて表紙もMASTABAにしてくれればよかったりと思ったり・・・。(ちなみに表紙の写真はMIT MEDIA LAB.の作品らしい)

なお、研究室のガラステーブルに置いておいたので、奥出研の人は自由に見てあげてください。MASTABA以外にも記憶とかメッセージとかに関する作品がいくつか収められていて興味深いです。もし、この雑誌(=「PUBLIC 34」)を手に入れたい、見てみたいという方がいれば1〜2部なら余りがあるのでご連絡下さい。

2007年08月02日

2007年春学期 奥出研最終発表の日 24時間

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MASTERS 解散? 記念写真

今期はいろいろペース配分がうまく行かない学期でしたがどうにかこうにかがんばれました。たぶん。古川先生のblogに思いっきり名指しで載っていたので何か書かないと!ということでエントリーします。というのも、今ごろフジロック・・・ではなくて、まさにあの日(最終発表の朝)にフジロックから帰ってきたのです。

以下、2007年8月30日の出来事。

[前日29日 21:30]
Clap Your Hands Say Yeah を見終わって飯食ったりビール飲んだりまったりする。

[30日 0:00]
帰りのバスに乗るために準備

[1:30]
苗場発新宿行きのバスに乗る。車中、多少寝る。でも、多少。

[5:00]
新宿着

[7:30]
シャワー浴びて、DNPへ

[9:00]
DNP着。掃除。

[11:00]
最終発表はじまる。白鳥さんと最終動作チェック・・・のはずがいろいろ問題があり難航。結局発表直前まで調整する。先学期同様他の人のが見れなくて残念。今期は途中(先生不在の時に)偉そうにコメントしたりしてただけにちゃんと見たかったなあ・・・。

[17:30]
最終発表する。発表直前寝不足で吐き気がしたけどどうにか大丈夫だった。そしてやつら(プロトタイプ)は本番に強かったようで一発で動いた。あれだけいろいろ悩ませおった割には優等生だった。いや、これからもっとがんばりますが・・・。

[20:00]
打ち上げ。臼井君に卒業メッセージを贈る。準備をはじめたのは発表終わってからでしたが・・・。自分でもこんな日が来るとは思ってなかったし、臼井君が「瓜生君はこういうの苦手だからやってくれないと思ってた」と。良くわかってらっしゃる(笑)畑山さん、臼井君修了おめでとうございます。早く戻ってきて。その後、色々悪ノリしすぎました。顔が真っ赤だったのは酔っぱらっていたのより苗場で日焼けしたのがかなりの原因。

[22:00]
なぜかwiiやったりトトロ見たり。カオス。

[0:00]
湯快爽快(スーパー銭湯)に行く。あれ、30日終わった・・・。

ということで、みなさまお疲れさまでした。

2007年07月26日

3年ぶり、「フジロック参戦宣言」かと思いきや。

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どうもblogを更新するのが億劫になっていたようですが、元気です。金曜よりフジロック行ってきます。3年ぶりの参戦です。奥出研最終発表の日の朝、夜行バスで帰ってきます。

3年前2004年の最終発表と言えば僕が奥出研で初めて迎えた最終発表の日でした。「2007年の」最終発表のために過去の写真を整理していたのですが、上の写真もいっしょに出てきました。薄暗がりの中、このヘンチクリンな遊具の中でぼーっと景色を眺めながら思いついた「カヤゴモリ」という作品をその最終発表で建て、その足で僕は苗場に旅立ちました。それ以来のフジロック参戦です。

奥出研は今でこそ様々な技術を駆使して自分たちの作品を「動かす」ことが出来るようになりましたが、その当時は動くものなどほとんど作れませんでした。カヤゴモリはその中でも(決して自慢できませんが)目立って「動かない」作品でした。ですが、動かないからこそ、「それを使ってみたいなあ」「こんなものがある未来に暮らしたいなあ」とプレゼンだけで見ている人に思わせることに必死でした。しかし、いくらがんばっても「こんなものいらねえよ、そもそも机上の空論だろ」と思う人もたくさんいるものです。

今はみな、少しがんばればだいたい動くものが作れます。動くものは一見だいたい面白いものです。動くものが作れると一見面白いのでそれで満足してしまうのかもしれませんが、人をぐっとひきつけるもの、心から喜んでもらえるものは動こうが動かまいが関係ない場合が多いです。もっというと、自分たちが楽しむだけなら動けば満足するでしょう。でも一人でも他人を楽しませたいならただ動けばいいというものではありません。本気で自分をさらけ出して伝えることが必要です。その「伝える」行為によって、時には恥ずかしい思いをするでしょうし、時には冷たい言葉をもらったり厳しく酷評されることもあるでしょう。プライドの高い人はだいたい腹を立てますし、センシティブな人は心から傷つくことでしょう。

とりあえず、もうビジョンだとかコンセプトだとか、議論している暇があったら、本気で見る人体験する人を魅了するエンターテイナーになることに時間を費やしてほしいと強く思います。自分たちが褒められたいとか、怒られたくないとかそんなちっぽけなことのためにものをつくるなら、最初からこんな面倒くさくて厄介なことばかり、大変なこともたくさんある研究室にいなければいいと思います。エンターテイナーは高い技術力を持っているだけでもなく、ただひとを笑わせるだけでもありません。馬鹿なことだろうがちっぽけなことだろうが、常に真剣に観客に向き合います。観客が全員YESと言えば勝ちというわけでもありませんが、1人の観客だけでもYESと言ってくれれば敗けというわけでもありません。しかし、観客が全員NOと言えば、いくら完ぺきな作品だろうと用意周到なステージだろうと敗北です。敗北のステージに理屈や良い訳は通用しません。

奥出研究室にいる人が立てるステージの下の観客は、ただショーを観るだけじゃなくステージに一緒に上がって共に体験する権利があるのです。それが「動く」「インタラクション出来る」ということではないかと僕は思います。ですが、動けばイイって問題でもない。少ししか動かなくてもぐっと来るステージは作れます。

今回の最終発表がそんな素敵なショーの集まりであったらと期待しながら、ひと足早く超一流のエンターテイナーたちのステージに参加してこようと思います。

2007年06月30日

ワークショップコレクション2007

明日明後日(6/30、7/1)慶應義塾大学 三田キャンパス西校舎にて子供のためのワークショップの展覧会「ワークショップコレクション2007」が開催されます。

奥出研究室からはmoo-pongSound CandyHipmateの3点を展示します。展示責任者なので週末両日とも三田にいます。子供さんのいる方はもちろん、作品に興味のある人ならどなたでも入場できますのでぜひお越しください。

2007年06月17日

ACE2007 2nd Day + Social Event

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ACE2007、2日目の模様。ホテルの部屋にて写真のサムネイルだけ用意してたのですが、時間がなくて結局帰国してからの更新です。2日目、3日目はデモタイム!のはずだったのですが、実質2日目だけが盛り上がり、3日目は閑散としていました。これは主催者のマネジメントミスでしょう。写真は大盛況?のHipMate、吉田大先生。とりあえず、みんな写真撮ってた。

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サウンドキャンディーは3日目の予定だったのですが、途中から参戦。振り返ってみれば2日目にしっかりやっておけばよかったと思います。3日目はちゃんと3つ動いてたのですがほとんど人がいませんでした。

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デモ会場の様子。

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学会後、Social Eventなるものに出発。何やら分けのわからないからくり屋敷に連れていかれました。水ぶっ掛けまくられました。ここの貴族はとても暇だったらしい。その後立食パーティー。何やら大人の話がちらほら聞けた。いや、聞いてないかも。

2007年06月14日

ACE2007 1st Day + Salzburg City Hill Tour + and more

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ザルツブルク滞在2日目、ACE2007の1日目。町には馬車が待機しています。どうしても日中はあまり出歩けないのが残念ですが。

記念撮影。

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デモの荷物が届きました。なんかでかい・・・。稲蔭研はかなりデカ物のようです。

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稲蔭研、植木さんの発表。

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1日目終了後、City Hills Tour なるものに参加する。高台に登って絶景を堪能・・・までは良かったのですが、徐々に雨が強くなり大変な感じに。このころ、吉田大先生は監禁命令を受けて一人実装。明日動くのか?

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なんか変なバンドみたいになった。

2007年06月12日

出発直前

さて、これから出発です。ウィーン経由でオーストリア・ザルツブルクへ。17日(日)に帰ってくる予定です。昨年、二度飛行機に乗り遅れましたが、今年こそは無事に帰ってきたいものです。それでは行って参ります。

2007年06月09日

ACE2007にてSound Candyのデモをします

昨年の春から石橋さんを中心として進めていたプロジェクトの初めての成果、「Sound Candy」を来週オーストリア・ザルツブルクで行われるACE2007で展示・デモします。

その準備も大詰めのため、とてもせわしい時間を過ごしているところです。火曜日の朝から出発して日曜に帰ってくる予定です。最近更新の少ないこのblogですが旅中はなるべく更新したいものです。

2007年04月01日

海、伊東、奥出研春合宿、カヤゴモリ

伊東, oklab, 奥出研, 合宿, 海

海に行ってきました。正確には奥出研の合宿でしたが、海に行ってきたことにしたいので海の様子を沢山のっけておきます。と・・・見せかけて・・・。

一枚目の写真、ちょうど川と海の境目の近くにかかる橋の下の様子。夕日が川を反射して橋の裏を照らしていた。近くでは子供たちが沢山遊んでいた。

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大きな船。

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小さな船。

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こちらは午前中。海岸には若芽が沢山でていた。

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でもね、こういうのはよくない。

今回の合宿で一番感じたことは、「あー人が変わった」といったポカーンとした印象です。僕を知る諸先輩方なら瓜生は奥出研に入ってそんなに長くないし、別段特技や技術があるわけでもないのは知っているはずですが、今残っている人たちはそんなこと知る余地もありません。「何度となく先生に褒められている先輩」みたいに思われるのも致し方ないことでしょう。思うことはひとつ、それに見合う人間にならなければいけないということです。

今年の春合宿で「も」なにやらとてつもなく救いようのない怪しいトイレを作ってしまいました。といいつつ、結構気に入っているのでここでは内容は明かしません。(簡単にいうと大自然のまっただ中で人目をはばからずに爽快に用を足すトイレです。)

この作品を見て、僕の奥出研での初めての作品、カヤゴモリを思い出した人がいるでしょうか。そして、カヤゴモリを思いつくまでに、僕が毎週毎週「海とお話しようとするたいへん狂った子」であったことを覚えている人もいると思います。何度となく行った鵠沼海岸の海のことは今でも忘れません。もちろん、毎週プレゼンするたびに先生に一蹴されていたことも忘れません。BOSTONSをやっていた時につらくて抜け出して行ったこともありました。

良い景色のあるところには、人工的な開発や施設は要らないと思います。ただ、ちょっとばかしコンピュータの力を借りて豊かな経験が出来るスペースを作れたらと思うのです。本音を言えば「別にコンピュータなんか要らないんじゃないのか?」と思うこともあります。でも、コンピュータの力を入れることで、日ごろのストレスや心に抱えるものを人工的なエンターテイメントで紛らわしている人たちが、少しでもそんな(コンピュータの力が少しだけ加わった)自然のある場所に行こうと思えばいいな、と心のどこかでずっと思い続けています。

カヤゴモリはよく「引きこもり支援ツール」だなんて言われることがありますが、そう言われてしまうのは僕のデザイン力が乏しいからです。本当は、みんな自然でも見に行ってほしいのです。バーチャルな空間の中で昔見た景色を見ることで、懐かしさを感じるかもしれません。本当は次の瞬間に、ああ、またあそこに行こう!今すぐ行こう!って思ってほしいのです。

伊東の海を見たのは2回目でした。前に見た時は風が強く、薄曇り、とても寒くてあまりいい印象がありませんでした。この3日間、1日たりとも同じ海を見ることはなく、どの海もとてもキレイで穏やかでした。

今学期もこつこつ何か作っていこうかな。

2007年03月11日

戦争終結

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戦争というかなんかの修業だったのかもしれませんが、とりあえず一週間くらいの引きこもり作業が今日、終わりました。何が終わったのかは上の写真から想像してみてください・・・。

どうでもいいですが、私、「英語受験」でSFCに一般入試で入学しました。そう、知る人は知っているかと思いますが、私はセンター試験で120点(/200点)満点しか取れない人でした。そんな私がSFCの英語受験で受かるというのは、きっと問題が悪いんでしょう。いまでもほとんど形式変わってないですよね。

あー、良く覚えています。SFCの英語の入試の時、ぶほーって鼻血だしたんですよ。私。別にそれはどうってことなかったんですが、「ティッシュ使ってもいいですか?」と試験官にきいたら超慌てふためきやがって大騒ぎしやがったんです。周りにいた人はさぞかし迷惑だったことでしょう。

あーこのままじゃ、ネタで終わる。くそーと、がんばったら当時の英語の足切りラインギリギリで通過。たしか144点(/200点)満点くらいだった。(たしか、いまは足切りライン以前より楽になってますよね。)なんかしらんが受かった。

それから5年後の今、とりあえず「英文法」の勉強がしたい、と切実に思います。
とか書いたら、Google広告にいい参考書の宣伝とかでる・・・かな・・・?

2007年02月25日

多磨霊園へ行く

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京王線に乗って多磨霊園に行ってきました。多磨霊園は有名な共同墓地なので、僕が説明するまでもなくさまざまな記事がネット上にあふれているので興味のある人は見てみてください。

今回は、いわゆる昔ながらのお墓や有名人のお墓を見るというよりも、壁墓地や芝生墓地といった集団墓地のようなものがどうなっているのかを調査することが目的でした。上の写真は壁墓地です。

多磨霊園

この写真は芝生墓地。両方ともお骨は墓石の中には入っていなく、別に納骨堂(下の写真)とよばれる建物に保管されているというものです。慢性的な墓地不足の解決方法として、東京都が導入したと言われています。

多磨霊園

最近はお墓を作らない人も増えているといいますが、自分たちの世代があの世に行く時期には、いったいお墓の事情はどうなっているのか、興味深く・・・ないですか?笑 

2007年02月10日

奥出研2006年度最終発表終了

気づくとずいぶん更新していなかったようで、気づけば最終発表が終わっていました。気づけば来期、奥出研に居る同期はなんと、自分とだけという事実を知って多少淋しくなりました。奥出研の一時代が終わったんだなーとつくづく思ってしまいます。

最終発表が終わり、拘束されることからは解放されたのですが、実際にはこの2月3月たくさんのミッションがあるので、計画的に時間を使えればと思います。まあ、オフ期はどうでもいいモノもたくさん作れるし、お勉強もいくらでもできる時間ですね。次の半年は色々な意味で大きな通過ポイント。

で、とりあえず次回のライブが目前に迫ってきたので、ここ3日はここに力を入れますよー。新曲や古い曲もしっかり演奏できるように下準備しますよ。詳細は明日くらいに書こうかな。とりあえず、ここ見てください。ではでは。

2007年01月18日

疲れた

本当に精根尽きるかってくらい疲れたのはいつ以来だろう。基本的に自分を追い込んでもパフォーマンスの上がる人ではないので、本来疲れきるまで無茶したり残留したりするのは非効率なのだが、やむを得ない時もある。

本当に疲れていると目は起きていても全く持って頭が働かなくて、まだまだ直さないと・・・と思っても手が動かないってのも久しぶり。タウリン何グラム投入しても思考停止状態。心残りがないわけではないですが、今回の無茶で、事がよい方向に向かってくれればと願う次第。

ちなみに、自分の研究については学会応募を見送りました。あきらめたというよりは、方向性を変えるべきと判断したからです。半年くらいかけて本腰入れて形にしていければと思います。あー温泉行きたい。

2007年01月11日

残留というか死留 + 自分の研究領域

先が見えぬ中ずっとDNPで作業しています。24時間の短さを感じるのは相当久しぶりですね。どうにかならなくても誰も損をしないので気楽ではあるのですが、とりあえずあと一週間がんばります。

we make money not artの記事にMASTABAがちらりと登場しました。確実にこの手の葬送とか故人の記憶にまつわるようなやもやした感じの世界がひとつの研究領域となりつつあります。現在はアーティストよりの人が多いですが、自分は、センセーショナルなコンセプトだけではない、人のためにデザインするものを作っていきたいところです。

話は戻って、何をそう忙しいのかと言うと、MASTABAを完全にリデザインして新しい切り口を取り込んだようなモノをせっせと作っているのです。今年中にいろいろなところに出せればいいなと思い、今せっせと準備をしています。

2007年01月03日

デザイナーの仕事とは

昨日、新春バーゲンに沸く街の中で考えていたこと。
※ そのうち考えが移り変わるかもしれませんが・・・。

デザイナーの仕事が「何かを作り出して、その結果人々の生活を豊かにすること」だとすれば、ただ、いいものを作っているだけでもだめだし、よくある、「業界自らが流行を演出し、でっちあげて消費者に売りつける」ような姿勢もあまり美しくありません。

服を例に取ってみると、馬鹿高いブランドデザイナーの人は、生活の豊かな人だけが小綺麗な服装をしてくれれば満足なのでしょうか。逆に、どこかのおっさんがスーパーで売ってるようなだれが作ったのかよくわからない(変なロゴとか入った)服を着ていて、特に似合っているとかかっこいいとかそういう次元のお話ではない…そんな状況を見て何も思わないのでしょうか。

センスのいいやつだけがいい服着てればいいとか、センスの悪いやつはどうでもいいとか、わかる人だけがわかればいいというのは、(時としてよい場合もありますが、)デザイナーと呼ばれる人はそういう態度ではいけないと思うのです。

デザイン(機能・見た目・設計・その他含む)のよさは、必ずしも値段とかコストには比例するとは限りません。いいものを安く作る仕組みや工法、素材の組み合わせ・・・などを生み出すのもデザイン力(設計力、意匠力、その他)なのです。

服のデザインをする人なら、たとえ世の中で一番安く売られている服でも「デザインされた」良いものにしていくにはどうするべきなのか、そういう社会にするにはどうすればいいのか、せめて頭の隅でもよいので考えてほしいのです。消費者が悪いわけではないのです。スーパーで1000円で売られている服でも、「安ければなんでもいい」ではなく、人々が豊かになるように、デザイナーの思想が込められた(値段相応に素材とか縫製とかは悪いかもしれないけど)モノであってほしいのです。(もちろん、真剣に考えているなと感じられる会社やブランドもありますよね。)

例を変えると、音楽を作る人なら、大衆が一番身近にふれる音楽の豊かさを真剣に考えないといけないのです。ヒットチャートに乗る半分くらいの、使い捨てでくだらない音楽を目の前にして、わかるひとだけわかるからそれでいいとか、センスの悪いやつはどうでもいいとか、まったく逆だと、とりあえず今売れればそれでいいとか、そういう姿勢で音楽をやっている人がどれだけ多いことでしょうか。多く存在するアマチュアの音楽の作り手はしょうがないとしても、業界をプロデュースするいわば「デザイナー」の人がそういう姿勢であってはいけないと思います。文化を担っているという責任を感じてほしいです。大衆にふれるものほど責任が大きいと思います。

住宅であっても、食べ物であっても、街にあふれるサインや公共広告であっても全て同じだと思います。豊かな社会では、安いものでも美しく、豊かでキレイです。(そういう国も世界には存在しますよね。)街を歩いてる人たちが(たとえ、安い賃金に苦労して働いている人でも)みんな笑顔でかっこよくて、生き生きしている社会だったら、それはとても豊かでしょう?

どこかの政治家が「美しい日本を作る」と言っているのは、実は政治家には無理のある話で、「美しい日本をつくること」はデザイナーの仕事なのかもしれません。逆に、美しいものを普及させるのは実は政治力であったり、戦略力、経済力・・・かもしれません。

自分のような高等教育の中でデザインを学んだ人が、世界の中でどういう役割を担うべきなのか、考えるだけでなく行動に移せる年に出来ればと思います。いいものを作れる人になれるように努力することは変わりありませんが。

2006年12月31日

2006年総括。2006年さん永遠にさようなら。

思えば一年前にはこのblogは存在していなかったので、こういうエントリーを書くのは初めてなのですね。べたですが、1月から12月まで振り返ってみますか?思い出せるかな?

1月
MASTABAを建立させる
 SIGGRAPHなどのサブミッション用に撮影。家族総動員・・・。

2月
・奥出研2005年度秋学期最終発表
 MASTABAを動かす。
東京あみこタワー建立
 はじめてMTをいじる。
・スピーカー作りにはまる

3月
・奥出研春合宿
 秘密ミーティング・合宿の運営などに費やす

4月
・このblogがスタート
 まだ9ヶ月ということですね。
MASTERSという地獄チーム結成。

5月
moo-pong予感研究所出展
 子供地獄に圧倒される。
・もるもっと今年初ライヴ
 一日も休みのなかった地獄のGWでしたね。
・MASTABAがSIGGRAPHのsketchesに採択される。
 今年は一人でSIGGRAPHに行くことになった。一応初のファーストオーサーでの国際発表。

6月
・カヤゴモリがなぜかフランスの雑誌に載る
 いきなりメールがきて、写真くれと言われた。

7月
秋葉原GOODMANにて初ライヴ
UbiCompのDEMOに採択される
 夏場はデモ準備に追われるの決定。
・奥出研春学期最終発表
・SIGGRAPH2006へ出発
 飛行機の乗り換えに失敗する。(その1)

8月
・SIGGRAPH2006
 MASTABAをプレゼンする。
 昨年に比べて暇だったので一人で色々見て回れた。
レコーディング開始
 初めて知り合いのスタジオを使ってレコーディング。
・UbiCompのデモに向けて準備

9月
親父が還暦
 60年生きることって素敵ですね。
・UbiComp2006
 デモが終わると毎晩飲んでいた気がするのは気のせい。
 飛行機乗り逃す(その2)

10月
・奥出研異例の秋合宿
 変な時期に合宿があったことでペースがおかしくなった気がする。
携帯機種変
 ずっとむかついてた携帯を機種変

11月
ネコヂタ4開催
 今年は早めに開催。来年はあるのかな・・・?
・ORF2006@丸の内
 奥出研ORFのプロデューサーだったのか。ふー。

12月
悶々と色々考える
 際立ったイベントはあまりなく、研究や未来について悶々と。

■ 総括

こうみると、blogで記事を書いておくと、自分の記憶を甦らせるのに役立ちますね。また、6月とか12月とか、ほとんど際立った記事がなかったり、自分が過ごした時間の濃度とかが感じられて面白いです。

昔はwebに日記みたいなものをつけていたのですが、日記つけるのは気持悪いなと思って辞めました。で、MTで昔とか違う感じでblogをやってみようかなと思って4月に始めたのですが、どうやら続けられそうな気がします。

特に今年の目標みたいなものがあったわけではないのですが、たぶん、今年の初めくらいに思い描いていた目標のようなものは達成したんじゃないかと思います。その一方で、そんな目標で満足していちゃいけない、もっと真剣に自分がどう生きるか考えないといけないって、思いながら過ごしたのが年の後半とくに10月以降だったように思います。

来年はまたいろいろ生活が変わると思います。ということはまた自分が変化する年なのです。それが今はとても楽しみなので、ぜひ新しい環境を自由にクリエイティブに作っていける人間になろうと思います。

どうでもいいけど美川憲一のショーがすごかったですね。
皆さまよいお年を。

2006年12月30日

地獄研究室番外編実況中継

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わが家が宿敵バッシーに荒らされています。まさにカオス。突然夜中に「腹減ったー・・・いや、減ってない」とか言います。もうだめです。年を越せません。こんにちは!

2006年12月19日

珍しく都会の真ん中でミーティング

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いつもど田舎の小屋の中でミーティングしている僕らは、たまに都会に出てくると不思議な気分がします。外を見ると車が走り、少し歩けば電気屋があったり、隣にはビジネスマンがいたりします。あまり外で作業しない人なのですが、創作する・勉強する拠点をもっと作らないといけないなと思う今日この頃です。

2006年12月17日

愛すべき日々

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この2年半、自分は一体何をしていたのか、昨日の夜寝る前にぐわーーーっと書き出した。違うモノを作っていてもどこかしら必ず似てくるとは言うものの、たまに、こういうことをすると面白い。これから研究室がどこに向かうかはわからないが、少なくとも自分が追究していく場所は少しずつ見えてきたかも、見えてこないかも。

とりあえず、ノートに描きじゃくったらわけわかんなくなったのでイラレかなんかでキレイに描き直したい。つか、整理できるのだろうか。少なくともA3手書きでは収まりきらない感じ・・・。

2006年12月09日

遺言状と遺書

※ これは自分の遺言を残すエントリーではありません。

遺言状(ゆいごんじょう)と遺書(いしょ)、言われてみれば違うモノなのですが、ふだんぼーっと生活しているとあまり意味の違いを意識しません。ただ、2006年12月現在wikipediaに書かれていたこの記事は、適切なのでしょうか?(wikipediaの記事は今後修正される可能性があるので、今現在のものを引用しておきます。)

遺書 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

1. 自殺する人が残す文章。本項で詳述。
2. 松本人志の著書。250万部のベストセラーになった。

遺書(いしょ)は自殺する人が残す文章である。財産分与などの法律的な問題を記す遺言書(英語:Will)とは異なる。遺書は残される家族・友人・知人などに個人的なメッセージを送る手紙の意味合いが強い。その中でなぜ自分が自殺するのかという理由も語られる事が多い。特にイジメに関するものでは、これを元にした裁判が行われる場合がある。

一方、遺言状は、

遺言 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

遺言(いごん、日常用語としては通常ゆいごん)とは、死後の法律関係を定めるための最終意思の表示をいう。要式行為(一定の方式によることを必要とする行為)であり、方式に違反する遺言は無効となる。

以下略(全部見る場合はこちら

とあります。あらかじめ言うと、このエントリーは(誰でも変更・加筆できる)wikipediaを非難するものではありません。むしろ、世の中の大半の人がこう感じているという事実に対する驚きを残したいのです。

では、「遺書」について別の辞典を見てみます。

いしょ ゐ— 1 【遺書】

(1)故人が死後のことを考えて書いた手紙や文書。
(2)後世に残した著作。遺著。

(三省堂提供「大辞林 第二版」より)

■ いしょ【遺書】

遺言を書きしるした書きつけ。遺言状。

(三省堂 新明解国語辞典 第四版 より)

これらを見ると「自殺する人が残す文章」とは一言も書いていないのです。そして、自殺などではなく、病気や老衰などで亡くなる人が残してもよいものですし、実際そういったものも多く存在すると思います。

では、「遺言(ゆいごん)」についても他の辞書を見てみます。

ゆいごん【遺言】

(名)スル
自分の死んだあとの事について言い残すこと。また、その言葉。
「財産の分配について—しておく」「親の—」
〔法律上では「いごん」という〕

(三省堂提供「大辞林 第二版」より)

■ ゆいごん【遺言】

〔死を自覚した人が〕死後の処置について身寄りの者などに言い残す・こと(言葉)。

(三省堂 新明解国語辞典 第四版 より)

こちらを見ると、「死後の法律関係を定めるための最終意思の表示」とは一言も書いていないのです。正確に言えば、法律用語の「遺言(いごん)」はこれで正しいのですが、いわゆる「ゆいごん」と呼ばれるものは本来もっと広い意味で使われるはずなのです。

僕は言語の専門家ではないですし、正しい日本語を普及させる団体でもないので、何が正しいとか間違ってる、何々はけしからん!とか言う気は毛頭ありません。ここで強調したいのは、本来「遺書(いしょ)」は「遺言状(ゆいごんじょう)」とほぼ同義であり、「遺言」を残す書類という広義な意味を持つものだと思うのですが、wikipediaにあるように、遺書は「自殺する人が書く」ネガティブでどろどろとした文章で、「遺言」とは亡くなった後の法律的処理について残すどろどろとした文章である、といった狭義の意味が浸透しているということなのです。これは、実際に検索エンジンで「遺書」と「遺言」を検索すればよくわかります。

前述した通り、wikipediaは大衆が皆で作りあげる辞典なので、有名な辞典に書かれた意味と違っていても、それが間違いだといい切ることはできません。むしろ、辞典で引くよりも人々の理解・認識に近いものが書かれている場合があると思います。

ですが、世の中にある「遺書」や「遺言状」は財産や借金など法律に関わる書類や、自殺する人が残すことばばかりではないのです。少なくとも、自分は世界中の人々が残すデジタルのモノが今後どうあるべきかについて、しばらく向き合っていくのではないかと思います。そして、なんらかの形あるモノでそれを後世に残せればと思っています。MASTABAはその先駆け、出発点のようなものだと思います。

2006年11月25日

奥出研究室ORF2006を終えて(超長文です)

今回の奥出研ORFを終えた雑感・メモなどを整理する意味で残しておきます。もしかしたら、後から振り返って変わったりするかもしれませんが、とりあえずORF翌々日時点のお話として残しておきます。また、来年いわゆる「奥出研ORFのプロデューサー」になる人に残すメモになるかもしれません。まあいいや、とりあえず書いてみますね。

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MASTABAを説明する清水君

・今年は六本木ではなく丸の内で行われた

昨年まで六本木ヒルズで行われていたORFが今年は丸の内での開催となりました。このことは奥出研ORFにとってもかなり大きな影響を与えました。今回のORF全体が成功だったのか、失敗だったのかについての私見はここでは論じる必要はないと思っていますが、残念ながら自分のまわりの身内、友達、大学関係者などの中では、「今年のORFよかったね」と言っている人は1人もいませんでした。

今回のORFは去年までのそれとはまったく異なり、何もかもが1から設定され、そして、その運営が非常に難しいものでした。実際、奥出研が使用できるスペースも昨年までにくらべかなり制限され、またブース設置に関する制約もたいへん多いという状況で、昨年までの姿勢では太刀打ちできないことを夏前には覚悟していました。

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混とんとする奥出研ブース(1)

・過去のイメージによる呪縛と現在起きている混とんとした状況

しかし、大きな変化が起きていることを研究室でプレゼンしたり、皆に話したり、あれやこれやと伝えるのですが、多くの人(昨年までのORFを知っている人)が「理屈ではわかっている」けど「やはり昨年までのORFのイメージが強烈」だからまあ今年もとりあえず同じノリで構えていよう、といった感じだったことでしょう。

また、奥出研の研究や方向性自体も毎年大きく変わっています。そして、今年は特に迷いがある時期であったとも思います。手元に収まるような小さなものだけでなく、人々の経験が豊かになる場所そのものや空間をデザインする? いったいどういうことだ? と、研究室の中でも戸惑いが多く聞かれました。今年奥出研で活躍した作品は大掛かりなセットが必要であったり、場所の意味に深く突っ込んだものであったり、色々な場所を動き回るようなものであったりと、大きさもコンセプトも幅が広過ぎて、これらを生かしてイベントを成り立たせるのは極めて難しくなってきた印象がありました。これからどう進むのか、という迷い、と現実に目の前にあるでき上がった作品たちを生かす難しさ、この両方が混とんと交わっていたように思います。

展示の準備やORFに望むための各班のメンバーや研究会の人たちから、しばしば「ORFというのは○○なものでしょ?」「去年までは○○だったよね?」「なんだ今年は○○しないのか」「どうしてこんなにスペース小さいの?」・・・などという声が聞かれました。僕が実力あるプロデューサーであったら、もう少し、言葉巧みにそれらの意見に適切な弁明ができたのでしょうが、面倒に感じてしまったり、イライラしてしまったりと、最後まであまり適切な対応ができなかった気がします。

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混とんとする奥出研ブース(2)

・じゃあ奥出研ORFプロデューサーはどうだったの?

それなら、「おまえは過去のイメージに引きずられないで、まったく1から奥出研ORFを取り仕切ったのか?」と言われると、これは完全にNOなわけで、むしろこの迷っている感じ、ごたごたしている感じ、イライラする感じがそのまま出ていたように思います。

研究室の皆さんにとっては混乱するだけで迷惑だったかもしれませんが、僕は最初からこのORFで今の奥出研の混とんとした感じ、これからどうなっていくんだろう?という期待感と、これからどうなっちゃうんだろう?という不安感、その他もろもろが入り交じっている感じをそのまま表現したかったのです。今回のORFは実際にそんな感じの展示だったのではないでしょうか。と、言いながら、最後まで僕自身が迷いながらやっていたのは非常にマイナスだったと反省しています。混とんとしている感じをそのまま出すのと、プロデューサーが混とんとしたままうだうだしているのでは違いますよね。

おそらく来年もこの種の混とんとした迷いが多く存在すると思います。まず、90%以上、今年と同じ形式でORFが行われることはないでしょう。場所はどうなるかわかりませんが、少なくとも今年と全く同じ条件で行われることはないでしょう。また、99%言えるのは来年の今ごろ、奥出研で活躍している作品は今あるものと異なります。また、奥出研の方向性や、人間関係も変わっているでしょう。もしかしたら、今年以上に複雑なのかもしれません。そして、今年や昨年、一作年と同じように考えることはまず出来ないと思います。

・ORFを動かす力とプロジェクトを動かす力

研究室では普段から3〜5人のスモールチームでモノづくりに取り組んでいますが、ORFではかなり大きなチームを動かすことになります。何かを作りあげるという意味では同じなのかもしれませんが、実際には頭の使い方が全然違うように思います。非常に曖昧な表現なのですが疲れ方が全然違うのです。

この頭の使い方のお話、プロデューサーの人間性によるものが大きくあるのではないでしょうか。例えば、一昨年の奥出研ORFを仕切った菅野さんなどに聞くと、自分とは全然違う思想で臨んでいたんだなと実感します。この辺は非常に曖昧かつこれまた混とんとした話になってしまうのでここでだらだら書くのはやめておきます。あえて一点だけ要素を残すとするなら、O型とA型の違いでしょうか。おいおい、ここで血液型の話かよ?って感じですが、昨年のプロデューサー臼井君、一昨年のプロデューサー菅野さんはO型です。(別にO型だからまったく同じ種類の人間だとは思っていません)ちなみにその前の年の松本さんはB型です。で、予想がつくかと思いますが、はA型ですね。Oが入ってないAA型ってやつです。血液型の違いってよりも、(実際に知っている人は)この4人の性格を思いうかべてもらえればなんとなく伝わるかと思います。そして、人によって頭の使い方、疲れ方が全部違うように思います。

プロデューサーに限った話ではありません。研究室の中にも色々な人間がいます。そして、その顔触れ、役どころも毎年変わっています。それぞれの人間に特色があって、得手不得手があって、これまた混とんとしています。この事実を楽しめる人間になれれば僕自身もこういうビッグチームを率いることにワクワクできるようになるのかもしれません。この混とんとしているからこそ持つ「可能性」をポジティブに捉えられなかった自分は本当にまだまだ未熟だなと、ORFが終わった今痛感しています。

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大々的に配付した奥出研ORF TIMES

・KMDブースとは何だったのか

今回のORFで、僕は奥出研ブースの統括者であったのと同時に、丸ビル1階に設置された、KEIO MEDIA DESIGN(KMD)の統合ブースの統括メンバーの1人でもありました。この話は、また奥出研ORFと全く違う性格を持つ話でもあるので、ここでだらんだらん書くのはやめます。ひとつだけ感想を残すとすれば、この手の企画は責任を特定の人に置いたり、仕事をたらい回しにしているようではいつまでたっても成熟しないと思います。KMDに属する人(少なくとも各研究室のリーダー格の人たち)がみな何らかの責任感と誠意を持ってとりくむようになれば、それほど難しくはないと思います。

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KMDブースの様子

・終わりに

だんだん書き疲れてきたので、ちょっと息切れ気味ですがこの辺でこのお話を終わりにしようと思います。今年のORFを作ってくれた奥出研のメンバー、色々難儀するところや不満な場面も多かったと思いますが、本当にありがとうございました。準備や片づけ、事務作業といった裏方の仕事への感謝はもちろんなのですが、ORFの2日間、あれだけ真剣に、心から自分の研究室を紹介しよう、社会に出していこうという姿勢を見せていたのは奥出研だけだったとあえていい切ります。それはブースの大きさとかかけた費用とか、作ったモノとか、どれだけスポンサーを獲得したとか、そういう形式的なところではなく、あそこに立っていた(中には正座していた)メンバーひとりひとりの目つき、表情を見て、そう思ったからです。そういう人たちはきっといいモノを作れると思います。

2006年11月24日

MASTABAがIT Mediaに載りました

ORF2006で展示した、未来の家族の墓「MASTABA」がIT MEDIA の記事に載っています。はじめ、「ちゃぶ台お墓」と書かれていたのですが、正確には写真の通り建物の中にらせん階段やテーブルが置いてあるモノですので、この記事でMASTABAを知った方、ご了承ください。

UbiComp2006での展示以来2度目の展示、日本では初めての展示でした。様々な人に体験していただいて、貴重な意見、感想などがいただけて大変有意義な時間となりました。来場していただいた方ありがとうございました。

くだらないことをいうと、この記事に写ってる自分の写真、本当に間抜けな顔してますね・・・。もとがこんなんだから仕方ないのですが、アイドルみたいに写真に写る時は目をぱっちり開けたり、きりっと表情を作ったりする練習を・・・しません・・・。

MASTABAについて、展示したバージョンに引き続いた現在の研究についての質問などありましたらuriu(at)sfc.keio.ac.jpまでよろしくお願いします。

2006年11月19日

MASTABAのコンセプトムービー公開

遅ればせながらMASTABAのコンセプトムービーを公開しました。このムービーには自分の家族(自分・父母・兄・姪・すでに亡くなっている祖父母)が、MASTABAの中で一時を過ごすシナリオが収められています。昨年の1月、かなり寒い中撮影したものです。

MASTABA コンセプトムービー(YouTube)
MASTABA コンセプトムービー(mpeg4形式 27.1MB)

ORF2006ではUbiComp2006の時同様、実際のMASTABAの機能を限られたスペースで紹介する簡単なデモを出展します。MASTABA全体の建物・空間はありませんが、基本的なインタラクションは体験していただける思います。興味のある方はぜひ、奥出研究室「Smart Living, Smart Place」のブースにご来場ください。

続きを読む "MASTABAのコンセプトムービー公開" »

2006年11月09日

奥出研 ORF 2006「Smart Living, Smart Place」

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今年は東京は丸の内で開催されるSFC ORF2006(オープンリサーチフォーラム:研究発表会です)に奥出研究室も出展します。今回は自分が奥出研ブース(東京ビルTOKIA会場)の統括を行っていることもあり、いろいろと大変なのですが一般の方、企業の方など問わず楽しんでいただけるのでぜひご来場ください。

奥出研究室 ORF2006「Smart Living, Smart Place」特設サイト

また、このブースにはMASTABAも出展します。UbiComp2006の時同様、MASTABAの建築物全体の展示ではありませんが、機能をしぼってデモンストレーションします。なお、丸ビル1FにはKEIO MEDIA DESIGN統合ブースというのがありまして、こちらにはmoo-pongを出展します。

ということでこちらKMDブースの方にも関わっているので現在大変多忙な状況にあります。ですが、ネコヂタが終わりだいぶ気が楽だったりするので、もりもり働きますよ。たぶん・・・。

2006年10月26日

地獄研究室実況中継

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ORFが近づいてきたこともあり、地獄絵図が頻繁に見られるようになってきた。今年は自分が指揮をとらないといけないこともありかなりの時間を費やすことになるのだが、特に今日(もう昨日だけど)は色々あり過ぎて大変な日だった。

チームのミーティングをしたのも今日だし、ORFの説明会があったのも今日、レビューでプレゼン受けたのも今日、アート・広報班のサポートをしたのも今日・・・。ORF関連の状況が目まぐるしく動いたリ、自分の研究の意義をもう一度見つめ直せた日でもあったし、全て同じ日の出来事だとは思えない。

とりあえず一眠りして、またもや続く明日以降の強行軍に備えようと思います。

2006年10月14日

新生MASTERS

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MASTERSが再スタートしました。吉田大先生がスキャンダルのため脱退したため、当面石橋楽器さんと二人で活動しますが、メンバーが増えるという噂もちらほら。どうなることやらマスターズ。立派な修士号を獲得することが出来るのでしょうか?

ちなみに旧ロゴはこちら。これは自分で適当に作ったのですが、今回は石橋楽器さんが作ってくれました。ハイクオリティですね。

2006年09月21日

MASTABA @ UbiComp2006 Demo Reception

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デモレセプションでは食事やお酒も振る舞われるのですが・・・デモ動かして説明している人たちはまったく飲み食いできません。トイレに行くのもはばかれる感じで大変でしたよ。

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MASTABAをデモするのは初めて、かつ英語での説明ということでどう話していいのか解らなかったり、単語が出てこなかったりしましたが結構色々な人とコミュニケーション取れて楽しかったです。やはりアジア圏の人(日本語話せた人・・・)にはコンセプトの深い部分(「これは未来のお墓として作ったんです」ということ)を伝えても理解されます。欧米圏の人は五分五分といった感じしょうか。ただ、非常に表現が難しいので、「何のために作ったのか?」みたいに突っ込まれない限りはデモの説明と表現に徹していました。中には怪訝そうな顔をする人もいましたが、予想以上に「将来はそうなるかもしれないね」的な反応を見せる人が多かったのは収穫だと思います。やはり、モノを見せて体験してもらってから説得するのと、何もなしに主張ばかりするのでは大きな違いがあるんだと思います。

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こちらは隣でデモしていた奥出研Pileusの様子。1分間マッドネスでも受けていましたが、アメリカ人のユーモアのツボを的確に突いている感じがしましたね。かなりの盛況だった模様です。

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こちらはセットアップの様子。デモ本番も準備もひとりでやるのはやはり骨が折れます。これから片づけて再梱包するかと思うとちょっと憂鬱ですね。

2006年09月20日

One Minute Madness

デモのセットアップして、昼飯食って、最終調整してたらOne Minute Madness(1分間でデモとポスターの人が全員発表する)の時間がきていた。SIGGRAPHの時のように事前準備などまったくなく、なんとなーく、噛みまくりながら終了。。

これから Demos & Posters Receptionですね。こちらもどう説明するのかあまり考えてないな。とりあえず頑張ってみます。。

UbiComp2006 @Newport Beach Marriott

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やってきました"Orange County"。会場のホテルのあるNewport Beachにきました。ビーチと言うものの、まだ海は見ていません。ちょっと暇になったら行ってみたいですね。ホテルの様子はご覧の通り。西海岸の朝って感じで空がきれいで気持ち良いです。

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こちらはデモ会場の様子。荷物は無事届いていいます。中身が壊れていないかは確認していないのですが、これからセッティングしてみます。早くもDNPが出来る予感がぷんぷん漂っています。

2006年09月19日

またまたサンフランシスコにて・・・

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はいはい。やってきたよー。またまたサンフランシスコにきたーよー。悪夢のオーバーブッキングにもめげずにまた来てしまいましたよー。今回は成田ですでに座席が確保できているようなので一安心なのですが、魔の90番ゲート(前回乗せてくれなかったゲート=写真)に仕返ししてきます。。

あと、噂には聞いていましたがアメリカの入国審査がやたら時間かかります。自分は特に変わったことも聞かれなかったのですがひとりひとりの時間が長い長い。そして乗り換えの荷物検査では、たたき売りのおっさんのように係員が「歯磨き粉ダメよー」「ヘアクリームダメよー」「靴脱いでねー」と叫んでいて笑えました。

無事到着して、なおかつ荷物も無事着くことを祈って・・・。

2006年09月18日

還暦祝い+UbiComp出発前夜

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UbiComp出発前夜です。ここのところ日常を文章に起こすのが億劫になってしまっていて、なかなか更新していないのですが、やっていることはMASTABAのUbiComp Demoのための準備と、レコーディングのミックス作業が主でしょうか。小切手はアメリカで口座を持っていないと換金できないらしい。めんどうだな。

そして、写真は9月15日に還暦になった父。ふだんはあんまり親の写真とか載せませんが、せっかくなので記念に。お供はチャッキー君(パピヨン)です。かしこまったお祝いとかパーティーとかめったにしないので新鮮な感じでしたが、父親が60になるってのは感慨深いですね。特に、最近MASTABAのコンテンツを整理しているので、うちの母方のおじいちゃんとかおばあちゃん(すでに二人とも亡くなってる)の60歳の頃と比べると若いなーとか、そんなことを思いながらこの写真も眺めてしまいます。

そう、まだすべてのコンテンツ(写真)を編集し終わってないので、今日どこまでやるか、現地でやるべきか、はたまたそんなにたくさん作らなくてもデモ用には十分だって説もあったり・・・。とりあえず、もしUbiComp2006 @Orange Countyにいらっしゃる方がいましたら、MASTABAのデモで遊んでみてください。初めてなのでぎこちないかもしれないですががんばります。

まずは、今回もユナイテッドで魔のサンフランシスコ経由なのですが、無事つけるよう迅速な行動を心がけます・・・。とにかく、速攻でリコンファームするぞ・・・。負けるな・・・。それでは。。

2006年09月09日

アメリカへの荷物輸出あれこれ。UbiComp2006に向けて。

UbiComp2006にてMASTABAのデモを公開します。

自分たちの出発は18日なのですが、今日デモのための荷物を送り出しました。ギリギリまで荷造りして、集荷のおじさんが着てから封を閉めてました・・・ごめんなさい。送り出すといっても国外への「輸出」は非常にやっかいで書類を何通も作成しました。もう、疲れたよ。ホント疲れたよ。なんかせっかくなのでリスト化してみます。

・航空貨物安全宣言書(以下業者からの説明文)
テロ対策に関する国土交通省からの指導により、 平成18年4月以降 開封検査等(有料)で安全確認後でないと航空会社が搭載を受け付けないことになりました。ただし、特定荷主として私どもにご登録させていただける場合はこの限りではありません。登録には別紙 「航空貨物安全宣言書兼爆発物検査承諾書」をご提出いただく必要があります。内容ご確認のうえご署名いただけますようお願いいたします。

・通関委任状
責任者のサインと担当者のサインを書く。

・輸出品の詳細をリスト化したインボイス
すべての輸出入品のリストと値段を書く。

・非該当証明書
輸出貿易管理令に規定している項目に非該当である品であることを証明する書類。PCなどの輸出の際に必要となり、メーカーからもらわないといけない。

・シリアルナンバー
シリアルナンバーのある機械は学会などで往復する場合、免税の対象となる(らしい。詳しくはプロに聞いてくれ。)

・パスポート・航空券のコピー

まだ、なんか残ってるかも・・・。とりあえず、いかにも仰々しい「航空貨物安全宣言書」のみ原本を後日送る必要があり、その他の資料はFAXかPDFなどで添付してメールで送ってもよい。今回はヤマトロジスティクスという業者を使わせてもらっているのですが、対応がスムーズで非常にありがたいです。今は無事学会発表して、日本に戻ってこれることを祈るばかりです。

Media-Design Tours'06: ユビキタスコンテンツ作品展

来週9月12日代官山ヒルサイドプラザにてMedia-Design Tours'06: ユビキタスコンテンツ作品展が開催されます。

久々にmoo-pongも出展しますので、お時間ある方はぜひ遊びにきてください。普段、どんな研究をしている集団なのか少しばかりお解りいただけるかと思います・・・。

2006年09月02日

MASTABAがAXIS vol.123(2006年10月号)に掲載されました

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MASTABAがデザイン雑誌AXIS10月号の特集「21世紀のID インダストリアルデザインからインタラクションデザインへ」の中で紹介されています。また、この特集の巻頭では奥出先生も寄稿しています。

興味のある方はぜひ本屋さんで見てみてください。普段どんな研究をして、どんなものを作っているのか、一般の方にもわかっていただけるのではないかと思います。

2006年08月06日

帰国

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無事?帰国しました。実に東京サンフランシスコロサンゼルス→シカゴ→ボストン→サンフランシスコ→東京というまるでアメリカ周遊旅行のような出張でした。

幸いなことに本人はいたって健康で帰ってきたので非常によかったです。ここに書いても言語が通じない人が大勢いるのですが、旅程お世話になって全ての人にお礼を言いたいです。見知らぬ人に助けられるってのはうれしいものです。今年はまだUbiCompでアメリカ行きがあると思うとちょっと憂鬱ですが気持を切り替えて頑張ります。。

2006年08月04日

MASTABA SIGGRAPH2006 Sketches プレゼン終了

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終わりました。セッションはまだ続いていますが、暗やみの中にひそむ写真を頂いたのでのっけてみます。そんなに暗やみじゃないのですがカメラの設定がよくなかったかもしれません。一応ビデオも撮ってますが、こういうの本人はあまり見たくないですね。笑

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実はこの写真たち、先生が撮ってくれたのですが、なぜかMASTABAのデザインチームを紹介した時のおがの写真が撮られていました。きっと愛されているに違いないでしょう。

とりあえずSIGGRAPHの任務を終えました。これからやることがたくさんあることを考えると気が遠くなるのですが、とりあえず残りの時間を楽しんでから夏休みの課題に入りたいと思います。

これからプレゼン

SIGGRAPH会場のPresenter Prep. Roomにてプレゼン原稿をプリントアウト。あと30分ほどでセッションがはじまります。Sketchesの会場はe-techのプレゼン会場よりもデカいです。ただ満席になっているのは見たことないのでどんな感じかは始まってみないとわかりません。とりあえず、スライドがちゃんと出て、ムービーがちゃんと出れば問題ないのですが、トラブる人も多いらしいので多少不安ですね。。

早いもので、現地時間の明日の朝には出発です。短い期間ですが、出来る範囲でいろいろ体験してきました。暇な時にまた記事を書こうと思います。来年はサンディエゴですね。再来年はまたロスらしいです。SIGGRAPHは終わりの頃にすでに来年モードになっているあたりがポジティブなアメリカ人的でいいですね。

では、プレゼンに行ってきます。

2006年08月01日

SIGGRAPH2006 2nd day E-tech, Art Gallery etc...

去年もそうだったのだが、宿に戻るとすぐに寝床に倒れ込んで意識を失ってます。今日はシャワーは浴びたもののそのまま倒れて今(朝5:27)です。悔しいのでblogを更新しておこうかと・・・。

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E-techをだいたい見てきた。なんというか、テーブルトップデバイスで下からカメラで形を読み取って位置検出してあれこれする・・・ってのが非常に多かった。流行ってるのは構わないのだがちょっとそればっかりだとつまらない。写真は脇田研のFABCELL。展示としては地味だけどしっかり動いてたし、コンセプト的に他とは異質感がぷんぷんしててよかった。FABCELLでできた服を着て温泉に入ったら面白そう。

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こちらはSubmerging Technologiesの展示の一つ。水で奏でるハープのようなモノで、手で水をさえぎると音が鳴り、演奏できる。3つほどデバイスが並んでいて、ウォーターディスプレイ、水を使ってることがコンセプトのようだが、どうせなら楽器ばっかり作った方が面白そうだなというのも正直な感想。水モノは去年もありましたね。

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個人的にはE-techよりArt Galleryの方が面白かった。Bionという作品らしいが、この青いやつひとつひとつから超音波みたいな変な音が出ていた。不思議空間。(関連記事

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こちらはThe reacTableというタンジブルシンセサイザー?とでも言うべきかのデバイス。いかにもアナログシンセ好きの人が作りそうな作品といえばそれまでだがセンスがよい。この小さなパッドみたいなののひとつひとつがサイン波とかノコギリ波とかシンセのパーツになっていて、つなげ合わせるとへんちくりんな音が出来るといったもの。個人的にはかなり好き。

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東大のForehead Retina Systemのところでまたしてもgopple発見。その後、なぜか東大の学生と筑波の学生が入り交じって飯を食いに行く。かなり謎だったし、食べたベトナム料理屋のシーフードフォーの具がカニカマと厚揚げばっかりでへこんだ。鳥とか牛のほうはおいそうだったのにな・・・。

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最終日にsketchで使う会場を見てきた。去年のe-techプレゼンよりだいぶでかくてびびった。しっかり準備やらないとと肝に銘じてがんばります。。

やっとついたぞSIGGRAPH2006 1日目

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シルバーラインに乗ってWorld trade Centerで降りるも、会場がどこだかわからずしばらくさまよう。すぐ目の前にボストンハーバーがあって船がたくさん浮いている。

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道を聞いたりなんやかんやでどうやら会場の建物を見つける。去年と違って目立った装飾もなく、一見SIGGRAPHやってるのか?という雰囲気。重い荷物をころがしながらなんとか18時ぎりぎりにたどり着く。

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レジストレーションを終えると、もう1日目が終る時間でとりあえずE-techの会場をちらちら見て回った。見たことあるやつや見たことある人が結構いた。稲蔭研のLivePicのチームを写真に収めてみた。さっそくお疲れの模様ですね、E-techは疲れますよね。

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唐突ですが夕食のロブスター。でかかった。でかーい。ボストンはシーフードが多くてジャンクフード漬けにならずにすみそうです。あんまり計画はないのですが発表を見つつ夜はどっかに遊びに行こうかと思います。

2006年07月30日

成田→サンフランシスコ【ボストン行きへ乗り換え中】

現在サンフランシスコにてボストン行きへの乗り換え待ちです。成田を出たのが日本時間29日の18:00、到着が約9時間後の現地時間朝11時(サマータイム)で、13:45にボストン行きに乗り込みます。到着は21時くらいだったかな。

今回は初めてUNITED航空を使っての出張です。アメリカ系は初めてなのでどんなものかと思っていたのですが、フライトアテンダントはみな感じよくて快適でした。夕食が終ると速攻で電気を消してきたのはちょっとウケたのはご愛嬌でしょうか。降りる時にはなにやらペットボトルの水いらんか〜?とほうり投げるおっさん乗務員がよかったです。

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新しくなった成田空港。なんかゲートに行くのに時間がかかった気がする。

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チェックイン。バケーションのお客たちか結構混んでた。

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飛行機。

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もうすぐつく。

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ついた。そしてこれから、乗り換え。

ちなみにネットは空港でhttps://welcome.hotspot.t-mobile.com/に申し込んだ。1時間で6$ですがなんか暇だったのと興味本位でやってみた。クレジットカードを持ってればすぐ申し込めるってのもいいけど、どこでもタダで使えればいいのになあと思う今日この頃。

2006年07月29日

BOSTON行き

最終発表も怒濤のごとく終わり、少しは回顧する文章を書こうと思ってたのですが、疲れてたり眠かったりでもう出発する時間になってしまいました。

これからBOSTONに旅立ちます。実は現地でも携帯がつながるのですが、料金がやたら高いのでご連絡のある方はPCのメールでどうぞ。あとマック版Skypeも導入しました。笑 現地でのレポートも積極的にやろうと思います。去年はPowerBookが逝きやがったのですが、今年は無事帰ってこれることを祈って、行ってきます。

それでは行って参ります!

2006年07月21日

地獄研究室実況中継+wiring開通

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畑山さんから買ったwiringをやっとPCにつなげた。でも、LEDが光ったり、スイッチでシリアル通信がちょっとできたくらいで特に進歩はないですがぼちぼち遊んでみましょうか。

とりあえず、wiringを動かすにはここを最初に見た方が良さそうです。driverをインストール(win、intel macとそれ以外は別らしい)して、さらにmacの人だけmacosx_setup.command ってのを押してちょちょいと作業(ごくかんたんです)しないといけなかったです。でも、こういう単純なプロセスでもメカ音痴の自分には厄介だったりします。

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朝起きたら手頃な地獄風景がそこにあった。そろそろみんな追い込みの時期ですね。天気がおかしいので風邪引かないように注意しましょう。。

2006年07月19日

VHS-Cビデオカメラ発掘

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昔うちで使ってたVHS-Cビデオカメラを引っ張り出して来た。カメラ自体より、昔のテープを見たいのだが、肝心なテープさんがほとんど屋根裏部屋の奥深くにあるようで、少し困った。掘ったら出てくるだろうか。。あと、カメラの方のヘッドが汚れてるみたいで画像がよろしくない。VHSへの変換アダプタがどっかいってしまったので、買おうかな…。

2006年07月15日

MASTABA has been accepted at UbiComp2006 Demo track.

SIGGRAPHでの発表を控えたMASTABAですが、9月にアメリカで行われるUbiComp2006のDEMO部門に採択されました。MASTABA全部を持っていくのは困難なので、実際にインタラクティブにさわって体験できるセットを組んで披露しようと思います。

他にも奥出研からDEMOやVIDEOで採択されたようなので、9月に謎の修学旅行が模様されることでしょう。夏休みの宿題がまたひとつ増えましたが有意義に過ごせればと思います。

その前にそろそろBOSTONへの渡航準備をしろという話ですか・・・。なぜなら、気づいたら最終発表の渦に巻き込まれて、さらに気づいたら成田にいそうだからです。。

2006年06月25日

モデルハンティング+デザイン+チーム

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正確に言うと「モデルハンティング」を奥出研では教えていないのですが、実際にはどんなデザインフェーズにもモデルハンティングは存在すると思います。それは、たんにモデル・形を探してきてパクるとか、それをもとになんか作るといったたぐいのものではなく、いま取り組んでいるプロジェクトのコンセプトを実現する形や機能・見た目を総合的に結実するために「頭を活性化させる」のが一番の目的だと思います。

そのような見方をすれば、デザインに携わる人なら、たとえ大学の研究者だとしても、毎日がモデルハンティングの連続であり、何かを自分の中に吸収するチャンスの連続であるといえるでしょう。奥出研究室で言う「フィールドワーク」とはまた違う意味で、自分たちがデザインをアウトプットするための「日常的なインプット」は重要だと思います。と、堅苦しく言わなくても、日常的にいろいろな経験を自分のからだで取り込んでいない人からでは何も出てこない、ってのはあたりまえのことのように思います。

極論かもしれませんが、自分が作るものがつまらないのであれば、それは「自分自身がつまらない人間だから」だと思っていますし、「何か物足りないもの」ができてしまうのは「自分に足りない部分があるから」だと思っています。別に他人をそのような目で評価するってことはありませんが、少なくとも自分への戒めとして研究に取り組んでいます。

ならば、チームで作ったものは自分一人で作るものより「より魅力的なモノになる」とするなら、それは「複数人の魅力があわさって出る」からだと思っています。逆に、足りない部分は合わさるのではなく「それぞれ補完されて少なくなる」と思います。もちろん、そうなるためにはプロデュース力とマネジメント力が必要なのですが、その辺はいつまでたっても勉強の連続ですね・・・。

おー、気がつくとモデルハンティングの話じゃなくなってますな。別に何したわけじゃなくて、照明コーナーをちらちら見ただけですした。はい。

2006年06月21日

離ればなれになった父親とカヤゴモリの中で対話する少年

先日載った、01INFORMATIQUEの記事ですが、どうやらタイトルの通り、両親が離婚かなんかして、父親と離ればなれになった少年が、「カヤゴモリの中で父親と対話する」っていう架空のお話らしいです。この記事自体の設定が2016年?の未来の生活のようで、他にもいくつかの研究やプロダクトが載っている模様。

なんというか、いままであまり考えていたかったシナリオなので新鮮だし、そういう使い方も面白いなあと思ったり。カヤゴモリだからこそ実現できる経験ってのはまだまだある気がして、ちょっと時間があるときに実装してまた世に出すのもいいかなと思っています。2年前にくらべればカヤゴモリを実装する時間的・物的・技術的リスクはだいぶ下がっているので、結構しっかり作れそうな気もしますね。

2006年06月16日

フォームブレスト

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奥出研究室ではフォームブレストと呼ばれる独特の方法を使ってブレインストーミングを行うことがある。フォームブレストとは簡単に言えば粘土をこねながらアイデアを出しまくるという方法なのだが、ただ漫然とやっていても効果はあらわれない。もちろん、これしかない!といった絶対的なコツとか決まりはないのだが、僕の持論的に「フォームブレストのコツ」を挙げてみる。

・ブレストする目標を明確にする
・時間を区切ってたくさんアイデアをだす
・粘土をケチらない
・複数のカラー粘土を組み合わせて使う
・すると形だけでなく機能までイメージしやすい
・作ったら、形の説明や機能の説明をポストイットでつけていく
・ダイソーは粘土の神様

ブレインストーミングの方法はIDEOのポストイット法が有名だが、手を動かしながらブレストする方法、フォームを意識しながらアイデアを出す方法としてフォームブレストは有効である。が、もちろん絶対的な手法ではないので、さまざまなプロトタイピングを繰り返してモノを完成させていかないといけない。

[参考]
発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法

2006年06月11日

MASTABAのwebおよび「digital-shrine.com」開設

研究と作品のページを新たに開設しました。

・Digital Shrine Project
 http://www.digital-shrine.com/

今はMASTABAだけですが、これから今取り組んでる研究や作品も今後更新していきます。基本的には「Digital Shrine」の研究と制作による検証を行うプロジェクトページです。

・MASTABA: Family Digital Shrine
 http://mastaba.digital-shrine.com/

こちらは、MASTABA単独のwebサイトです。MASTABAの出展情報や成果報告などを行っていきます。SIGGRAPH2006 sketchesの発表が終わったらムービーを公開しようと思います。個人的に詳細を知りたい方はuriu(at)sfc.keio.ac.jp までメールください。

2006年05月28日

A Brave New World (SIGGRAPH2006 Sketches)

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SIGGRAPH Sketches のwebが更新された。

さっそく見てみたら、MASTABAを発表するセッション名がA Brave New World(直訳すると"すばらしい新世界")とかで多少こっぱずかしい。でも、かっこいい。こういうカテゴリーはいままでになかった気がするので真新しいんだろうと思う。

Session ChairはスタンフォードのWendy Juという人らしい。なんかwebがうける。

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2006年05月27日

カヤゴモリをYouTubeに上げてみた

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カヤゴモリのムービーをYouTubeに上げてみた。カヤゴモリは奥出研で最初に作った作品。いまだコンセプトモデルのままだが、これをたたき台にまた作っていく予定。

去年のSIGGRAPHで、このビデオに映っている「おかーちゃん」に会いたかったのに!って言う人がいてビックリした。世の中狭い。そして、めざましい情報インフラの進歩で、情報がどこにでも飛んでいく。カヤゴモリよ飛んでゆけー。

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2006年05月26日

MASTERS+残留+新メディアセンター

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寒暖の差にいよいよやられて風邪をひいてしまった。にもかかわらず残留。アホだ。

新しくなったメディアセンターにはじめて行った。なんか、多少本が増えていた。そして2階の奥には学会の論文集やジャーナルなどが製本されてきれいに並んでいた。なんかかっこいい。で、自分もちょっと研究者気取りで本を借りまくってきた。いや、研究者なんだよ一応。楽しい論文が書けるといいな・・・。

2006年05月25日

レビュー科目+目的意識欠落気味+精神力不全?

SFCメディアデザインの名物といえば、レビュー科目。2年くらい前から、たまに先輩の発表を見に行ったりしていたのだが、「自分がレビューに出ることはない!」という、訳のわからない妄想をずっとしていた。のだが・・・いよいよレビューされる日が来てしまった。そうか、これからはレビューされるのか。

自分は確固たるビジョンを持ってモノ作りをする場合が多い。過去のプロジェクト、どれをみてもビジョンが非常に強く、また過激なこともある。目的意識とか、狙いと言うか、そういうたぐいのものを持って進むタイプである。

今日のレビューで分かったのは、最近完全に目的意識が欠落していること、前も横も見えていないこと。MASTERSでのマイブームが、ビジョンからの逃避であり、やっつけ仕事になりかけていることも実感させられた。なんというか、良くも悪くも今の状態がそのまま出ている。

春学期はまだ5週目である。何も焦る必要はないし、もっとじっくりやればいい。なんというか、整理する時間とか、体系づける時間とか、休む時間とか、いろいろ必要である。なんというか、今までのチャレンジャー的がむしゃらな戦略ではもう通用しなくなっている。2年間有意義に過ごすためにも、ちょっと落ち着きたいところ。

2006年05月21日

東京国立博物館+屏風

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東京国立博物館に行ってきた。研究の一環と言うか、なんと言うか、とにかくでかい屏風とかふすま絵とかが見たくて何となく行ってみた。尾形光琳の「風神雷神図屏風」が明日まで見られるって書いてあったのでまあ、なんかあるかなーという具合で。たぶん中学か高校のときに一度行ったことがあるのだが、とりあえず入館料「大学生130円」!ってのが熱い。土曜日なのに人は少なく、ふかふかしたソファーでくつろげる。実は上野の穴場スポットかもしれない。ぜんぜん関係ないけど、埴輪がかわいかったので写真を撮った。(埴輪は撮影OKだった。実は結構OKなのが多いかも。)

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「風神雷神図屏風」

博物館ってたぶん小さい頃見てもつまんないか、よくわかんないか、ってのが多かった気がするのだが、今になっていろいろ見て回ると自分の視点が全然違っていることに気づかされる。土器ひとつ見るだけでいろいろイメージがわいたり、むろん屏風を見る目も全然違った。なんだろう、屏風の大きさってすごいヒントな気がする。ただの絵画ではなく、空間をつくり出す道具だってのがわかる。個人的には風景とか、町の様子とかをどでかい屏風に収めている感じが面白かった。

下の写真は、本館正面の様子。緑が心地よい。帰りにスコールにやられたけど・・・。

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2006年05月20日

残留+MASTERS+湯快爽快

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残留して、湯快爽快にいく。しかし、残留すればイノベーションが生まれるというたぐいのものでもないので、もうちょっと戦略を練らないといけないと思った今週だった。

2006年05月10日

MASTABA が SIGGRAPH2006 Sketches に採択されました

昨年の秋学期から取り組んでいた21世紀の墓づくりというプロジェクトで制作した「MASTABA」がSIGGRAPH2006のsketchesに採択されました。初めて自分で率いたチームでの成果なので非常にうれしいです。

世界中にプレゼンテーション出来る喜びもありますが、この作品に対してSIGGRAPHのレビューアーが自分の文化観、哲学を正面からぶつけてくれたこと、その上で価値を見いだしてくれたことに感動しています。ふつう、学会のレビュー(査読)って感動するような代物じゃないのですが、驚きました。

一応、いますぐ詳細をweb上にそのまま公開というわけにはいかないのですが、そのうち紹介したいと思います。あと、この作品のビデオではうちの家族に大量に出演してもらったので、多謝。とりあえず、成果になって本当によかったです。

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2006年05月09日

予感研究所終了+ゆりかもめ

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予感研究所最終日、少し遅れて、豊洲からゆりかもめに乗る。GW期間中、ライヴの日以外はお台場だったのだが、当然ゆりかもめにも何度となく乗った。うちからだと有楽町線で豊洲まで行って新橋方面のゆりかもめに乗るのが楽だった。そして、だいたい空いてるので、最終日はなんとなく先頭に乗ってみた。無人運転なので遊園地の乗り物みたいな気分だった。

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計5日間乗って気づいたのは、お台場の景色は意外と好きだなーということ。なんだろう、空いているゆりかもめは観光用の乗り物みたいでよかった。ただ、新橋から日中乗ると恐ろしい人だったみたい。おそるべしお台場のGW。

そして、予感研究所が終わった。 5日間、計19,620人が来たらしい。ほんとかよ。。というか、ほんと子供パワーはすごかった。そして、客観的に見てもmoo-pongは大人気だった。結構親の心もつかんでたと思う。きちんと色々な人が使える形にして世の中に出してあげたいなと思う。がんばろう。

2006年05月06日

予感研究所三日目+こどもの日の恐怖+和田ボール

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予想はしていたがこどもの日は恐ろしかった。午前中から常に5人ほどの列が出来るという有り様で、兄弟ゲンカのオンパレードに怒る親、割り込み、いたずらする子供・・・もうカオスな感じでしたよ。

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噂の和田ボールとお猿をミックスしてみました。


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今日のメッセージボードというか子供ボード・・・

明日はライヴのため予感研究所には行きません。これからライヴの準備しないと・・・。時間がない。ぅぅ。

2006年05月05日

予感研究所二日目+光学迷彩+子供暴走

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東大の館研がやってる光学迷彩のブースに中高からの知りあいであるゴップルがいた。(ゴッゴルじゃない。ゴリラ+パイナップルでゴップル : gopple)むかし、もるもっとでベース弾いてもらってたこともあったりと、今でもたまに絡むのですが、研究発表とかで会うようになったのはなんだか面白い。中高の同級生がちらほら近い分野で活躍しているのはなんとなく頼もしい。

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子供が暴走し出してきた。1枚目はまだ、moo-pongの感想とかだったのだが、だんだん落書きブースと化してきて、moo-pongで遊んでないので落書きして逃げてく子も現れた。あと、人が描いた上から殴り書きするやつが現れだした。先が思いやられる。。

2006年05月03日

予感研究所一日目 + 子供パワー炸裂

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開館前に未来館に着くと、長蛇の列ができていて焦りました。いや、でも、この行列は予感研究所目当てじゃないだろうとは察しがついたので、まあそんなにビビらなかったかな。それでもGWパワーはやはりすごいなあと思いましたね。なんか、小学生版畑山さん+翔+いつきみたいな小学生軍団が現れて、moo-ballを勝手に開けて「おーなんかこれがきっと記録してんだなー!」「おーなんかこんなかにパソコンはいってるぞー!」「これ、きっと電波とかで通信してんだロー!おれたち解っちゃうんだぜー!あははは!」「moo-pongはマックじゃ動かないのかよー?」とかうんちくをたれながらブースを占拠されました。先が思いやられます。

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あと、ベースを担いだ逆井がやってきて、なんとTVの取材を受けていました。「えっとすねー、これは俺が作ったンすよー。マジ、BOSTONSってのが大変だったんです!」とか言ってました。先が思いやられますね。いやいや、きてくれてありがとう。

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あと、メッセージボードに色々書いてもらったのですが、子供パワー満開でいい感じになりました。5日間やったらなんか別の作品ができあがってる気がします。写真では見えませんがさりげなく「和田さん頑張ってください!」とか書いてあります。あと、小さな子供が和田ボールを見て「変なおじさんがいるー!まじおもしれー!わー!」って言ってました。和田ボールシュール過ぎて子供にウケているみたいです。まだまだ7日まで続くのでぜひ遊びにきてください。ではでは。

2006年05月02日

moo-pong + 予感研究所準備

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明日から予感研究所がはじまります。ということで、今日は未来館にて準備+内覧会がありました。残念ながら和田さんがおたふく風邪のため欠席なのですが、「和田ボール」という怪しいメッセージボールを用意してありますので、和田さんのお知り合いの方、一声掛けてくださいね。

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また、今回moo-ballの数を増やしました。ラーメン食べてる映像とか、メリーゴーランドに乗っいてる時の映像など不思議な世界が増えているので、ぜひ観賞してみてください。臼井君ちょっと疲れ気味です。

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内覧会の後に懇親会があったのですが、プロのアーティストさんもちらほらいて、なかなか豪華でした。といっても一度デジスタの収録でお見かけした方が多いですけど・・・。そして、懇親会後にmoo-pongの場所に戻ると、でっかいキャンバスができあがってました。来場者の方が自由にメッセージを書けるようにしておきますので、ぜひ感想や落書きなど残していってください。有名人の方はサインしていってください。笑

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あと、未来館の1階でホンダのアシモ君があるいてました。滑らかな動き!3〜7日まで、お時間あれば未来館までどうぞ。

2006年05月01日

フィールドワーク @ 昭和記念公園

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昭和記念公園に行ってきた。ふわふわドームってのがあって、子供がカオス状態で飛び跳ねていた。けっこうウケる。笑 そして、実際に体験したのだが、大人がバランスとるのは命がけだった。。子供は軽いからコケたり転がったりしても痛くなさそうなんだけど、大人が飛ぶとまず足首にくる。一瞬たりとも気が抜けない。

このドーム、やってる本人は真剣そのもので、しかも「小山のてっぺんで飛び跳ねてる」錯覚を味わえるのだけど、端から見ている人にとっては滑稽な風景にしか見えない。監視員さんが大変そうだったなあ。。

いろいろ観察してきたけど、もくもくとアイデアはわきつつある。なんだろう、フィールドワークとか堅苦しく言うけど、なによりも外に出て頭を動かすってのは重要な時間だと思う。論理的に分析したり、調査報告しようとするとかえって何も得られないことが多い。少なくとも、自分はフィールドワークの達人になる気はないし、上手にも出来ないので、「何か調査しに行く」のではなく、「何か作りに行く」感じでやっている。「経験を獲得する」っていうけど、「経験を獲得できているか」は出来あがったものを見ないと解らない。もう、映像制作の研究室ではないので、フィールドワークの評価って難しいなとつくづく思う。(といっても自分は映像作ってた頃しらないけど・・・)

昔は海に行ってぼーっとしてたらすんごい怒られたんだけど、最近はあんま怒られないんだろうな。あー、もうあれから2年もたったわけだ。早いな。このネタがわかるのも奥出研シニアの人だけだ。笑

2006年04月29日

GW moo-pong 出展 @ 科学未来館

すでに色々なところで告知されていますが、moo-pongがGW中(3日〜7日まで)お台場、科学未来館にてデモ展示を行います。実際に、手に持って遊んだり、楽しんだりできます。でも、購入は出来ませんよ。僕も6日のライヴの日以外は説明員+メンテナンス要員としていますのでぜひ遊びにきてください。また、場所柄イベント柄、小さな子供から大人まで誰でも気軽に楽しめるイベントなのでご家族連れ、お友達連れでどうぞ。おそらく、日本で出すイベントでは一番来場者が多い予感がします。他の作品も何だか楽しそうです。

予感研究所(科学未来館)
moo-pong blog

ゆーすけべー日記

以下、moo-pong的プレスリリース。

JST主催『予感研究所~アート+テクノロジー+エンターテイメント=?! 325人の研究者たちの予感~』にmoo-pongが出展します。 日時はゴールデンウィーク中の、5月3日(水)~7日(日) 10:00~18:00、場所はお台場にある日本科学未来館です。 入場料は無料。moo-pongをまだ体験していない人は是非お越しください。 また、他にも国内様々な大学研究機関からの「面白い」作品の展示が行われると思いますので、 そちらもあわせて楽しめるかと思います。(なお、予感研究所の入場は無料ですが未来館のその他の展示は有料なのでご注意ください)

2006年04月28日

MASTERS+残留02+ブレスト地獄+検証

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MASTERSは過酷である。今週の頭から、写真右でへらへらしてる吉田さんが風邪を引き、今週は木曜時点でろくなミーティングをしていなかった。というか、サッカーをして風邪を引き、治る前になぜか授業出たりしてやっぱり駄目な彼をみんなどうにかしてあげてください。

そして、3人のプロジェクトを同時に進めるというなんとも恐ろしいMASTERSだが、当然のごとく深夜の残留テンションは上がりすぎでプロトタイピングに精がでる。下の写真は、吉田さんを水槽に沈めた様子。いわばバーチャルリアリティだろうか。毎度のことく研究の詳細は言えないのだが、なんかすごい予感もするしくだらない予感もする。石橋さんの写真がキレイですね。

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そういえばGWは予感研究所moo-pongです。僕は6日のライヴの日以外はたぶんいるのでぜひ遊びにきてください。もちろん、6日のライヴの方が来てほしかったりするのだが。。笑

2006年04月21日

残留+MASTERS+プロトタイピング

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見事に残留して、マスターズミーティング。今期は3人で3プロジェクトを同時に進行するという驚異的なチームで取り組んでいる。まだまだプロジェクトは駆け出しだが、早くも即興でプロトタイピングした。内容は秘密。。